火の見やぐら やぐらの組み立て 小加工①

 出荷担当の関根です

前回火の見やぐらの素組ができあがりました。今回やぐらに小加工をしてみます。

 

 

実物のやぐらは薄いL字鋼と鉄板・鉄線でできています。

本製品はプラスチック成型品なので実物に比べると、

ゴツい表現です。なるべくあっさりした本体になるように

加工してみました。

 

平のみを使って

やぐらパーツの裏側を全体的に厚みを少なくし、

小さい平のみに持ち替え、端部分を仕上げます。

デザインナイフの刃を縦に使い、鉄線の丸みを目指して断面を

慎重に、ゆっくり 斜めに削りました。

平のみで厚みを半分にしましたので、パーツ強度がない為

無理な力が入ると鉄線部が折れます(切れます)。

完成時の見た目はすっきりしますがこの作業は難しかったです。

やぐらパーツ×4枚中  

折れた箇所 3箇所 (タミヤ 白キャップ接着剤で修復)

処理時間 約7時間  じっくりたのしめます。

 

リング式張力調整装置を再現する為にケガキ針で慎重に

中心に印をつけて、

まず小さめのピンバイスで穴を貫通させて

現物合わせでピンバイスの刃を段階的に太く替えてゆき、

 

最後にデザインナイフを使って仕上げました。

はしごパーツもスリムにしてみます。厚みを平やすりで削り

製品では円柱表現の支柱側面をデザインナイフで平らに削りました。

 

はしご側面部分を斜めに削り 厚みを更に目立たないようにしました。

 

1・未加工

2・パーツ裏と側面をやすったもの

3・・パーツ裏と側面をやすり、更に断面を斜めに削ったもの

中央が上写真の2    手前が3です

はしごがすっきりしました。

左・未加工           右・斜めに削ったもの

                    ここまで削っても強度はあります。

上部に使う見張り台手すりも薄くします。

棒やすりの上に乗せ、親指の腹にはさみ均一に力をかけています。

削る面は必ず内側のみにします。

1・未加工            2・薄くやすったもの

                   強度が保てる所を見極めて作業しました。

 

見張り台の断面も斜めに削って、薄い鉄板に見えるようにします。

1・未加工           2・裏側の断面を削ったもの

 

やくらの小加工② 完成までにつづきます。

 

 

Tags:

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.