製作その③です。
前回まではコチラ↓
・第一回
・第二回
今回は「水研ぎ」で接合面の継ぎ目を消します。
前回までの、接着が完了したボディ。
接着剤がはみ出して盛上がってます。
まずは、コレを軽くカッターで削っておきましょう。
削ったらペーパーがけに入ります。
使うのはコレ。
400番~600番くらいの目を使用します。
この「耐水ペーパー」、単なる紙やすりではないのです。
名前の通り、水に漬けても破れません!
このタイプの紙ヤスリは、水に濡らして削ることでパーツ表面を研磨しながら削ることができます。
てなわけで、水を用意。
耐水ペーパーを適当な大きさに切ります。
余計な部分を削らないように、小さめにしておきます。
で、半分に折ります。
そのまま水をつけて削ると、ペーパーがやわらかくなり「平面」が出しにくいので、折っておきます。
折ったら水へ。
磨くように削ります。(この時、周辺を削り過ぎないように注意)
先頭車の埋めた窓も同様に。
軽く爪でなぞってみて、引っかからなければOK。
前回の「はみ出した接着剤」がパテ代わりになって隙間を埋めてくれてるわけです。
接着の段階でちゃんとできてれば、これで継ぎ目は完全に消えます。
継ぎ目消しは、今回のような鋼製車で有効ですね(ステンレス車は、別の機会に)
消えたかどうかは、次回のサフ吹きで。
今回はここまで。