近鉄9000系

こんにちは、ナゴヤ大須店Sです。
今回も近鉄ネタです。どうぞお付き合い下さい。

名古屋線の急行で5200系や2610系に繋がる増結車と言えば、1810系、1200系、1230系・1430系一族、9000系・・・といったところですが、今回は9000系のお話です。
9000系とは何とも名古屋線らしくない番号ですが、もともとは千の位「9」が示すように奈良・京都線用の車両でした。ところが、数年前に9007編成を皮切りに8編成全てが名古屋線に転属し、一部はワンマン改造を受けるなどしてすっかり名古屋線の車両となって現在にいたります。

・・・実車についてはこれくらいにして模型の話に移ります。


近鉄9000系は近鉄8810系キットから作ることが出来ます。
パンタ付・無し先頭車を1両ずつ作るわけですが4両セットから2両しか作らないのはちょっと勿体無い気もします。でも、ナゴヤ大須店ではランナー単位でばら売りしておりますので、キットではなくランナーから揃えることも出来ます。状況に応じてご利用下さい。先頭車ボディ2両分にパンタ付き・無し屋根ランナーを各1枚ずつ用いますが、パーツ割付けの都合上配管付の妻板は中間車ボディのランナーに入っています。
また、キットは近年の生産分から床下機器が新仕様となっていますが、9000系を含め近鉄の界磁チョッパ車は旧仕様が
似合うと思います。こちらはナゴヤ大須店では単品で発売しております(各税込み¥157-)。1月18日現在、旧Aは品切れ中です。

左が新(現行)B、右が旧Bの床下機器

もう一つ使えるパーツとして、CPCPから前面はめ込みガラスが発売中です。ナゴヤ大須店ではここ暫く品切れとなっていましたが、再入荷いたしました。

こちらも是非ご利用下さい(税込み¥735-)。

9000系で注意すべき点としてクーラーの向きがあります。パンタ付車の最前部のクーラーはファンが外側を向きます(妻面寄りのクーラーは8810系キット付属の説明書通りファンが車両中央部向きです)。
この他の加工ポイントとしては、更新された側面方向幕と、近年の車椅子スペース(妻面寄り車端部)設置により固定化された側面窓などなど・・・です。

窓上部にサッシが無い。

いろいろあるかと思いますので、皆さんも実車を見て気になるところ、自分で出来そうなところだけでも、手を加えて組み立ててみてはいかがでしょうか?

実物をじっくり見ることは大切ですね。それでは~。

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