いつもGM通信をご覧いただきましてありがとうございます。
営業部 坂井でございます。
本日のGM通信は東急2020系(田園都市線)をご紹介します。
こんにちは。鈴木です。
今回は、先日発売になりました”小田急3000形”の3662編成と3081編成のご紹介です。
※露出過度で申し訳ございません。
画像左は「3081編成」、右が「3662編成」です。今回発売した商品と、これまでの違いとは!?
※グリーンマックス本社は15日(水)まで、修理係は19日(日)まで休業いたしております。 電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。
(さらに…)
本社・営業企画部の牛久保です。
今回は発売間近となった「近鉄22000系ACEリニューアル車」を紹介します。
GM通信をご覧頂きましてありがとうございます。
営業企画の片桐です。
先般改良再生産が発表となりましたJR103系(関西形)。
阪和・大和路線系統の103系の中でも最末期の姿をプロトタイプとしており、
メーカーとしては「関西形」あるいは「体質改善車」と
簡略表現にてご案内しておりますため、
ポスター内の編成図を見ても違いがよく判らないという方も
多いのではと思います。
そこで今回はそれら延命工事ならびに体質改善工事について
簡単に説明させていただこうと思います。
なお、弊社の「関西形」の由縁である
「戸袋窓閉鎖」はこれら延命工事とは無関係に施工されています。
■特別保全工事(見た目ほぼ原型)
まずは国鉄時代末期、多くの新性能電車に施工された
特別保全工事。略して「特保」なんて呼ばれたりします。
劣化した配線・カプラー類や、腐食した外板などを「レストア」して
耐用年数の延長を図ろうとしたもので、
1973年以前製造の初期車・一次改良車や
初期の新製冷房車をメインに施工されました。
関東地区で施工された通勤形を除き、内装はそのままでした。
淡緑色のカベに、青い椅子。グレーのHゴム。
■延命N工事・延命NA工事(見た目黒Hゴム)
民営化直後より、上記の特別保全工事に内装のグレードアップを
追加する形で、特別保全工事の未施工車に施工されました。
アイボリーのカベに当初は茶色い椅子でした。
椅子はのちに207系に合わせた「シーマンブルー」に交換されます。
このN工事の内装工事を、特別保全工事施工車に施工したのが
NA工事車と言われています。
「見た目黒Hゴム」なんて申しましたが、
ゴム類の黒色化は国鉄時代末期より行なわれていたそうで、
民営化後にその流れが加速したに過ぎず、従って
黒ゴム=延命工事施工車とは限りません。
ただし延命工事してれば黒ゴムには交換された筈です。
■延命N40工事(見た目黒サッシ!)
1973年以降に製造された新製冷房車を対象に、
本来20年程度である車両寿命を40年に延命することを
目的にした工事で、側面のユニットサッシが
上段下降・下段固定の黒サッシに交換されたのが外観上の特徴です。
登場当時は鮮烈な印象をファンに与えたものです。
この工事の対象車は環状線に多くいたため、黒サッシと言えば
環状線、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
1両だけ、戸袋窓が残っていながら黒サッシになったサハが阪和線にいました。
(残念ながら後に閉鎖されています)
2018年7月現在、現役で活躍しているモハは
全てこのN40工事車という事になってしまいました。
ずっと追いかけてきた身からしますと、ちょっと意外な気がいたします。
■延命NB工事(見た目黒サッシだけど顔は初期車!!)
ごく少数ですが、初期車なのに黒サッシを持った車がありました。
これはN40工事車ではなく、NB工事車と呼ばれるものなのだそうです。
初期車の顔に、黒いサッシの違和感はなかなかのものがあり、
出会えた時は嬉しかったものです。
一部N40工事として記録されている車がある様ですが、
違いは判然としません・・・。
ここまでが95年頃までのおはなし。
96年以降はいよいよ「体質改善工事」の時代を迎えます。
~つづく~