ならばその額縁、削ってしまおう~その④~

修理部 名野です。

阪急8000系8031Fの額縁改造、気がつくともう4回目。

前回はこちら

マルーンとアイボリーの塗装まで完了しました。

今回は、塗装後の色差しと細部の修正です。

前面部分は、幌枠周辺をマスキングして塗装した影響で、

左右窓枠と標識灯の枠にある銀印刷が消えています。

ここを面相筆を使って色差し。

側面の窓枠銀は、塗装後、表面をかるく削り落として復活させていますが、

内側の吹き込みや削りすぎのカスレがあるので、ここもタッチアップ。

塗装に影響しない箇所の窓枠も、一部擦れてしまったので、修正します。

アイボリー塗装部の吹き込みも、軽く削り落としたり、なじませたりして修正。

修正した塗料が乾燥したら、各部組み上げます。

じゃん!

いきなり出来上がり画像です。

ぱっと見、変わったように見えませんね・・・

静電気でホコリがスゴいことに・・・

反対側(相方)の無改造前面と比較。

左が今回加工した8031、右が8151

この、びみょ~な違い、わかりますかね・・・?

車番をいれないと、殆ど差がでませんね。

車番インレタの貼り付けには、一工夫が必要なので、今回は保留。

今回の加工に使用した

<4061>阪急8000/8300系1次車増結用先頭車2両セット ¥9,800円(本体価格)

は、少量ですが、まだメーカー在庫があります。(3/31現在)

腕に自信のある方、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Comments are closed.