いつもGM通信をご覧いただきありがとうございます。
板橋区大山のGM本社より片桐がお送りします。
高座渋谷から望む富士山と丹沢(写真:Otorikk)
板橋区とわざわざ前置きするのは、
記事が伯備線関連か小田急関連であるからです。
今回は小田急8000形です。
写真:Otorikk
8000形、新しい5000形の増備により少しずつ数を減らしている様です。
すでに界磁チョッパの2本はなく、1000形未更新車の引退を挟んで
「最後の白い小田急」として静かな注目を集める同形式ですが、
これまで目立った置き換えの動きが見られなかったため、
最古参車にしてはあまり注目が集まっていませんでした。
しかしネットに流れてくる解体の報を見るに、
着実にその数を減らしている様です。
まだ騒ぎになっていない今の内に(引退の具体的な発表がされたら
もう大人の趣味としての記録はできなくなる昨今です──)
白い小田急の最後の姿を記録であるとか堪能をして頂きたいと
鉄道趣味業界の端くれの人間として思う次第です。
白い電車がなくなってしまうという事は、沿線の風景も
変化してしまう訳ですから、鉄道趣味という範疇を越え、
都市のデザインを記録するという観点からも
今は小田急に注目すべき時期なのかも知れません。
前置きが長くなりました。
さてGM完成品の小田急8000形は、前回生産分より前面の行先表示が
点灯式になりました。
前面行先表示が点灯式になったGMの8000形
今回はそのバリエーションモデルとして、車番を違えた
8260・8060編成と、ヘッドライトが白色LED化された
8258・8058編成をラインナップ致します。
白色ライトとなった8000形はこの8058・8258編成のみで、
また10両編成時に両端となるクハ8058と8558のみに施工されています。
一説には試験的な換装と言われ、中間に入る先頭車については
従来通りシールドビーム灯のまま、8258編成が6連単独で
運用に入った際には電球色ライトで先頭に立つクハ8258が見られます。
その後1000形の更新車が白色LEDライトになって登場しますが、
1000形ではヘッドライト枠が真四角になったのに対し、
8000形では元のライト枠の形状を生かしてLED化されているのが特徴です。
現在の小田急には1000形の専用編成が使われる箱根登山鉄道線内を除き、
営業運転での4連の単独運用がありませんので、
4両編成セットの連結側となるクハ8050形(8150番代)は
ライトの装備を致しません。
また6連の連結側(8250番代)は10両編成時に消灯の必要がありますので
ライトスイッチを装備します。
<30731>小田急8000形(更新車・8260編成)基本6両編成セット(動力付き)…¥30,800-(税込価格)
<30732>小田急8000形(更新車・8060編成)増結4両編成セット(動力無し)…¥19,140-(税込価格)
<30733>小田急8000形(更新車・白ライト)基本6両編成セット(動力付き)…¥30,800-(税込価格)
<30734>小田急8000形(更新車・白ライト)増結4両編成セット(動力無し)…¥19,140-(税込価格)
製品の発売は6月を予定しています。
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