本社名野です。
先日発売しました1/80ディスプレイキット マルチプルタイタンパー 09-16型(プラッサー&トイラー純正色)
先日の「全日本模型ホビーショー」では、塗装完成済み見本を展示したほか、
このような製品内の全部品を展示し、多くのお客様にご興味を持っていただけました。
今回はそんなマルチプルタイタンパー、通称マルタイの実車についてご紹介します。
モデルとしました車両は09-16 CSMという形式で、日本国内で広く使用されています。
現在は一部新型形式に置き換わってはいるものの、様々な形態・塗色の車両が現在でも各地方の保線作業で活躍しています。
製品の車両仕様としては、製造メーカーであるプラッサー&トイラー社のカタログカラーといった趣で、以前発売したNゲージサイズの同名製品と同じ仕様にしてあります。
実車が存在しない仕様ではありますが、多くの方がイメージする保線用車両として、様々な模型情景に合わせやすいカラーです。
レイアウトの駅構内片隅に置くだけでも、十分な存在感が出ると思います。
マルタイ各車は使用する各事業者により、同じ形式でも形状や装備品等が異なるのが特徴で、模型として製作する際そこがまた面白い点でもあります。
有名どころではJR東日本管内で良く見かける「東鉄工業色」
こちらは今回製品化するにあたり、直接取材したモデル車両でもあります。
その他には東北地方を主に活躍の場としている「第一建設工業色」「仙建工業色」
青と青緑色のツートンに大きく描かれた「1」のデザインが特徴です。
仙建工業は白青の上下ツートンに黄色と緑の帯が入ります。
これ以外にも形状がほぼ同様の「東武鉄道」用、同形式ながら形状が大きく異なる「ユニオン建設」、形式は異なるものの似た形状をしている「秩父鉄道」など、それぞれに特徴があるデザインの車体があります。
JR四国や九州にも同様形状のマルタイがあり、日本各地で見ることができます。
今回のディスプレイキット、そのまま作るもよし、実車に即して加工するもよし、と様々な楽しみ方ができると思います。
腕に自信のあある方は、各業者の形態・塗色を再現してみるのも面白いでしょう。
パーツ点数は多いキットではありますが、各パーツの位置決めをしやすいパーツ構成にしありますので、プラモデル感覚で製作できる製品です。
1/80ディスプレイキット
<HO-001>マルチプルタイタンパー 09-16(プラッサー&トイラー純正色)ディスプレイキット ¥13,200-(税込価格)
全国の鉄道模型取り扱い店で好評発売中です。