☆☆☆鉄道カラー(ビン入り塗料)のご紹介

本社・商品企画部の牛久保です。
今回は「鉄道カラー(ビン入り塗料)」を紹介します。

■グリーンマックス・鉄道カラー
・鉄道模型車両用に調色されたビン入りの塗料です。
・プラモデル用溶剤系アクリル樹脂塗料(ラッカー系)です。
・18ml入り、全48色

▲写真は鉄道カラー<C-01>赤2号

■グリーンマックス・鉄道カラーについて

1. 鉄道カラーの特徴は?
→・模型に塗った際に実車のイメージに近くなるよう調色された塗料です。
・プラモデル用溶剤系アクリル樹脂塗料(ラッカー系)なので、乾燥が早く、塗装面が強固です。
・他の種類の塗料(エナメル系、水溶性アクリル )に侵されにくいため、下地や基本塗装用として最適です。

2. 鉄道カラーは全何色?
→・全48色です。
※グリーンマックス・鉄道スプレーで発売されている色の<SP-33>と<SP-34>以外は、すべて鉄道カラーでラインナップしています。
※鉄道カラーにしかない色が7色あります。<SP-45>~<SP-51>

3. 鉄道カラー同士を混ぜたり、他社の塗料と混ぜられるか?
→・鉄道カラー同士の混色はもちろん、他社のプラモデル用溶剤系アクリル樹脂塗料(ラッカー系)/( GSIクレオス・Mrカラー、ガイアノーツ・基本カラーなど )との混色も可能です。
※エナメル系カラーや、水溶性アクリルカラーなどと混ぜると凝固、あるいは沈殿などを起こすのでご注意ください。

4. 鉄道カラーを筆塗りする際の注意は?
→・鉄道カラーはビンに入った塗料は粘度が高めなので、筆塗り塗装をする場合には、塗料とうすめ液の割合を、1:0.5~1:1程度に薄めて使用します。
※希釈する(薄める)場合や、塗装用具を洗浄する場合は、GSIクレオスのMr.カラー用「うすめ液」(あるいは相当品)をご利用ください。

5. 鉄道カラーを吹付塗装する際の注意は?
→・吹付塗装をする場合には、塗料とうすめ液の割合を、1:1.5~1:2程度に薄めて使用します。
 ※吹付塗装は市販の吹付塗装用具で行います。

6. 市販の吹付塗装用具はどんな種類があるか?
→・鉄道カラーを吹付塗装するための用具は以下のようなものがあります。
※今回は比較的安価で入手しやすい物を紹介します。
※紹介する吹付塗装用具は、模型専門店、模型量販店、通販、ウェブ販売などで購入可能です。

①エア缶直結式/イージーペインター(ガイアノーツ)・・・¥1,650―(税込価格)
<写真はガイアノーツ様のホームページ写真を転載>
※セット内容/イージーペインター本体、(LPG 80ml) 、専用ボトル、計量カップ、スペアチューブ

☆使用感覚は缶スプレーに近いもので、安価で手軽に吹付塗装が行えます。
☆ガスが充填されたエア缶に本体と薄めた塗料を入れたボトル(写真左側の円筒形部)をセットしただけで吹付作業ができます。
☆スプレーでは発売されていない色や、自分で調色した色を吹付塗装できます。

※別売のエア缶/スペアカートリッジ(LPG 80ml)×2本・・・¥1,760 (税込)
※別売のボトル/イージーペインター用スペアボトル×2本・・・¥550(税込)
※別売のアダプター+ボトル/QEアダプター×2個 、 イージーペインター用スペアボトル×2本価格・・・¥880 (税込)

 

②エア缶分離式/プロスプレー・ベーシック (GSIクレオス)・・・¥ 4,400円(税込価格)
<写真はGSIクレオス様のホームページ写真を転載>
※セット内容/本体、0.2mm、0.4mm吸い上げノズル、PS(細)1mホース、エアー調整バルブ、エア缶、調色ビン1本入

☆手頃で使いやすい入門用のエアブラシです。
☆缶スプレーよりも塗料の霧が細かい点や、噴霧範囲が少ないため塗料のロスが少ないのことが特徴です。
☆エアブラシ本体は吸い上げタイプで、吸上げノズルは0.4ミリと0.2ミリが付属しているため、噴霧の微調整が可能。
☆スプレーでは発売されていない色や、自分で調色した色を吹付塗装できます。

※別売のエア缶/Mr.エアースーパー190/容量:190ml ・・・¥660円(税込価格)
Mr.エアースーパー420/容量:420ml・・・¥ 880円(税込価格)
※別売のスペアボトル/ Mr.スペアボトル/容量:18ml・・・¥ 88円(税込価格)

※①と②は圧縮ガスが入ったエア缶を使用します。
そのため缶スプレーと同様に塗装作業ごとにガスを消費するため、
ガスが少なくなったら、新しいエア缶に交換する必要があります。

③コンプレッサー付きエアブラシセット/メテオ(エアテックス)・・・¥11,550―(税込価格)
<写真はエアテックス様のホームページ写真を転載>
※セット内容/コンプレッサー本体、エアブラシ、ホース(1m50cm)、ACアダプター(国内・国外対応100~240V)

☆家庭用の100v電源があれば、エア缶式のようにガスの残量を気にせず塗装作業できます。
☆ダブルアクション・ノズル径0.3mm・蓋つき・カップ容量7㏄のエアブラシが付属しています。
☆本格的なエアブラシを安価に始めたい方にお勧めです。
☆作動音は、市販の水槽用のポンプの作動音程度です。
☆スプレーでは発売されていない色や、自分で調色した色を吹付塗装できます。

 

7. 吹付塗装の場合、鉄道カラー1本で何両くらい塗ることができるか?

▲ビン入り塗料を吹付塗装で塗装した場合
※各面(妻面×2、側面×2)とも角度を変えて計6回程度吹き付けるという条件での結果です。

→ビン入り塗料(18ml)をうすめ液で適正な濃度に希釈すると、45ml~54ml程度になります。
これを市販の各種吹付用具で吹付塗装すると、Nゲージの車体10両分程度を塗ることができます。
(色や塗り方によって多少の違いはあります。)

▲鉄道スプレー(90ml/ 缶スプレー)で塗装した場合
・塗料の容量自体は多いのですが、塗料を噴射する範囲が広いため、
塗装したい部分以外にも広く塗料が吹かれてしまいロスが多いのと、
スプレー内部のガスが十分残っていて、塗料が細かい霧状となって塗装できる状態が限られているため、
缶スプレー(90ml)で塗装できるNゲージの車体は4両分程度です。
(色や塗り方によって多少の違いはあります。)
また、ガスが少なくなると塗料が霧状にならずに粒になってしまうため、塗装面が荒れてしまいます。

※写真は、各面(妻面×2、側面×2)とも角度を変えて計6回程度吹き付けるという条件での結果です。

■鉄道カラー <C-01>~<C-50>・・・各¥385-(税込価格) ・・・発売中
製品情報/鉄道カラー(C-01~20)

製品情報/ 鉄道カラー(C-21~42)

製品情報/鉄道カラー(C-43~50)

 

※<C-33>と<C-34>は鉄道カラー(ビン入り塗料)での製品設定はありません。
※<C-38>赤14号は、生産終了品です。
※<C-51>ステンレスは、2022年11月発売予定です。


今回紹介した鉄道カラー(ビン入り塗料)は、グリーンマックス製品を取り扱っている各販売店様で発売中です。
※店頭在庫の有無は、各販売店様へお問い合わせ願います。

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