毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。
11月に発売予定の完成品モデル『国鉄クモユニ81形』とハイクオリティエコノミーキットの『クモユニ81形（クモニ83形100番代）』をご案内いたします。
▲クモユニ81形は完成品モデルで最初に製品化されたのはかれこれ10年前。それまでのエコノミーキットとは設計も新たに製品化されました。当時はクモニ83‐100番代（飯田線で活躍した晩年の姿）まで製品化していましたね。
※画像はアタシの個人所有で既存製品を加工したものです。
今度の製品は、完成品モデルでは大糸線の「クモユニ81形」のみを発売します。4桁品番で発売した当時は湘南色のクモユニとスカ色のクモニ83もラインナップしていましたが、今回は完成品モデルからは一旦外しまして、未塗装キットで再現していただけたらということでハイクオリティエコノミーキットを設定しました。
▲完成品モデルのクモユニ81とエコノミーキットのクハ55を連結したイメージ。
さて、製品の主な仕様はどのようになっているかも説明いたしましょう。
◆完成品モデル◆
■大糸線で活躍したクモユニ81003
■動力無しセット(No.31659)にはユーザー取付けのディテールアップ用床下機器が付属
■車両番号、ATS表記、エンド表記、所属標記、各種車体表記は印刷済み
■前面運行番号、サンシェードは付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
◆HQEキット◆
●クモユニ81形またはクモニ83形100番代が1両製作可能な未塗装キット
●ヘッドライト・テールライトが点灯のライトユニットが付属
●1両分のボディが付属
●ボディはグレー成形、ガラスは格子(銀色)印刷済み
●前面運行番号、サンシェードは付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
●付録としてクモニ83-102用の屋根板が付属（この車体のみ配管が異なるため付属いたします。）
※車両マークはこれを機に専用設計のものを企画しています。詳細は発表までお待ちください。
キットですので、お好みの車両が作れるわけです。もちろん色にこだわりたい方はGM以外の塗料で塗装してもOKです。
▲編成の先頭に立つことも多いので、動力を入れるよりもトレーラーの設定にされる方も多いかもしれません。保証対象外ということになりますが、トレーラー車の場合のみTNカプラー装着も一応可能のようです。
■車両についてですが、もともとは「モユニ81」という旧形式の車両として6両のみ製造された郵便荷物電車でした。改番されてクモユニ81形として東海道線に配置されたのが湘南色。うち3両が転属と改造を経て飯田線で活躍したスカ色の「クモニ83‐100番代」。郵便室がないのでクモニとなりました。大糸線に配属されたのは003番の1両だけ。80系顔でスカイブルーの容姿から「海坊主」と呼ばれて親しまれていました。
なかなか奥深い車両ですね。
製品の詳細はHPにもご注目ください。
＜31658＞国鉄クモユニ81形（大糸線色）1両単品（動力付き）
＜18512＞クモユニ81形（クモニ83形100番代）1両ボディキット
発売は2022年11月を予定しています。
今回ご紹介した製品はグリーンマックス製品取扱販売店にて予約を受付けております。確実に購入されたい場合は、ご予約をおすすめ致します。
なお、販売店様により予約締め切り日は異なりますので詳細は各販売店様までお問い合わせ下さいませ。
デハ！