大山のGM本社より片桐がお送りします。
皆さんは擁壁はお好きですか?
見事に積み上げられた自然石乱積みの石垣(神奈川県藤沢市)。
モルタルが詰められているので、明治・大正以降の施工でしょうか。
GMでは古くから製品化しており、隠れたベストセラーです。
<2106>石垣B(自然石乱積み)…¥550-(税込価格)
※未塗装キットです
花崗岩(みかげ石)を一定の大きさに切り出して積んだ石垣(恵比寿駅)。
まるでプラ製品の様な継ぎ目があるのが面白いです。
一定間隔でアンカーボルトが打ち込まれ、補強されています。
<2105>石垣A(みかげ石斜め積み)…¥550-(税込価格)
※未塗装キットです
さて問題はここからです。
石垣C(コンクリートブロック)の写真が見つかりません。
ブロックの形状は様々で、これまで撮った写真に合致するものがありませんでした。
困っていた所、北九州出身の営業担当が「あそこにある!」とグーグルマップで
案内してくれました。
(折尾東団地)
<2107>石垣C(コンクリートブロック)…¥550-(税込価格)
※未塗装キットです
若松線の近くにある団地の基礎に使われています。大半が斜め積みの様ですが、
場所によって布積みとなっており、製品の形態に非常に近い模様。
また、信越地方のプラットホームでも同様のブロックを積んだものをよく見ます。
貴重なトイレ流し管を撮った向こうに、新潟駅のホーム側壁が見えてました。
さてここからは新たに発売となった「のり面」です。
漢字で書くと「法面」、盛り土や切り取りでできた人工的な斜面のことです。
車の免許を取るとか、傾斜地に家を建てる時に出てきますよね。
<2214>のり面A(のり枠タイプ)…¥880-(税込価格)
※未塗装キットです
<2215>のり面B(アンカータイプ)…¥880-(税込価格)
※未塗装キットです
昔はあまりなかった気がする「のり枠」と「アンカー」。
巨大なワッフルの様な枠で面を抑える「のり枠(法枠工)」と、
アンカーボルトを打ち込んで面を抑える「アンカー(アースアンカー工)」。
線路においては近年、古いのり面の補強に用いられているようおり、
本製品はその施工をイメージしています。
(山手線 高田馬場~目白)
山手線が西武新宿線をまたぐポイントです。
ついつい下落合から走ってくる前パンのグロベン2000系とか目に入って
むふふってなる場所ですが、ここはGMのり面2タイプの見本みたいな場所でした。