毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。
17m級旧型国電『国鉄クモハ11形400番台/クハ16形400番台』の試作品で、屋上や胴受け周りの試作部品が届きましたのでご案内いたします。
▲前回のご案内から屋上機器などのパーツが加わりました。ヘッドライト、ベンチレータ、避雷器に屋上ステップなどなど。
▲それらしくなってきましたが、これでもまだまだ試作段階です。ボディそのものは前回の試作からアップデートされておらず、リベット表現はまだされていません。しかしながら一通りのパーツが付くと印象が変わるものですね。
▲クモハの屋上。ヘッドライトは今までのエコノミーキットとは設計が全く異なります。それまでは屋根に直に接着させていたため、位置決めが難しかったり、接着面が小さいので脱落しやすいなどのウィークポイントとなっていました。
この製品では位置決め目標がモールドされているので、ズレの心配はなく、ヘッドライトステーの接着面も多少大きくなっているので、接着さえしっかりしておけば簡単に脱落することはないかと思います。
また、レンズ部分と本体が別々の2ピース構造なので、塗装の塗り分けが簡単になりました。(レンズはクリアパーツではありません)
▲先頭側面。クモハの昇降ステップのモールドはかなり精密です。
▲反対側面。
▲2両連結したイメージ。
▲反対側面。
▲妻面。渡り板は別パーツですので降りた状態でも上げた状態でも、お好きなように固定できます。
屋上ステップが少し歪んでいるように見えますが、まだ試作段階ですので、成型樹脂がうまく抜けていないなど、これから改良されるところですのでご心配なく。
ベンチレーターなど、この製品にかかわるすべてのパーツが専用の新規部品です(パンタと台車は既存ですが)。
▲最後に前面サボ受けを取り付けた状態。どちらかというと運用に就いていた姿はサボ受けが付いたものが多かったと思うので、こちらの状態のほうが印象深いかもしれないですね。
前回の試作品になかった胴受けですが、ATS車上子の表現まで付いているので、これは今までのキットからすれば細かい話ですが大きな進歩とも言えます。
発売は7月以降です。期待が高まってきますがしばしお待ちください。
デハ!