毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。
17m級旧型国電『国鉄クモハ11形400番台/クハ16形400番台』の試作品をご案内いたします。
▲5月の静岡ホビーショーではボディだけの公開でしたが、追加で屋根板のテストピースも届きました。
▲屋根板はテストのため、まだ質感がなく表面がツルツルですが、製品では加工が入ったマットな表現になります。
▲ランナー状態のボディ。クモハとクハで共通のランナーで、半室運転台とそうでない車体、クモハとクハで異なる側面先頭部分の手摺の有り無しとの作り分けができるようにパーツが分割可能な設計になっています。
▲屋根板もクモハとクハで別パーツになっていて、以前のようにクハを作るために配管を削るといった骨の折れる作業は不要となります。
▲前面パーツ。クモハ11の400番台は前面貫通扉のあるグループで、プロトタイプは奇数車で設定しています。奇数車は非公式側(助手席側)が空気側のため、空気用の配管が向かって左、母線が向かって右側に配置されています。
ところでこのキット、リベットがないとはどういうこと??と思った方もいるのではないかと思いますが、そこはご安心を。現段階ではパーツ同士の組み合わせや寸法などのチェック段階ですので、より細かいディテールは最終段階で追加されます。
▲前面パーツの裏側。いたるところに袋穴があります。これの意味するものは…金属パーツなどで加工する人にはありがたい目安ですね。
▲まだ全部のパーツが揃っていませんので、ヘッドライトや胴受け+カプラー周りがありません。どんな感じになるか楽しみですね。
▲テストショットを組み立ててみた感想ですが、とにかく「組み立てやすい!」です。前面と側板は全くストレスなく直角に組み立てられます。
なお前述の通り、クモハとクハを作り分けるには切り継ぎが必要と記していますが、昔のキットのような組み難さや歪みの発生はほぼありませんでした。製品が出ましたら一度組み立ててみてください。きっと少なからず感動するはずです。
そんなわけで、発売まであと1か月程度。しばしお待ちください。
デハ!