毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。
連休中に限らずですが、こんな時こそ腰を据えてキット工作に挑戦!という方も多いのでは?
アタシもそのクチの一人でして、だいぶ前に着手していながら頓挫していたキットがありましたので、この機会に完成まで進めました。
▲東急の旧3000系。キットはベストセラーのNo.303です。工作のポイントなどを交えて製品紹介していきましょうか。
5月1日~5月5日までの連休期間中は本社、修理係とも休業いたします。休業中はお電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
▲基本的に製品は2両セットなので、実際の編成(晩年の編成)を再現するなら2つ必要です。今回作ったものは本社で使用する展示用の見本という目的も兼ねているので、あまり高度な加工はしていません。…とは言っても実車にある程度近いものを再現するとなるとやらないといけないことは結構ありますね。
▲面白そうなので3484Fを再現することにしました。ご覧のようにほぼストレートで作れるのは左の3484の1両だけで、あとは何かしらの加工が施されているのは一目瞭然ですね。
▲真ん中の3457は中間車化するにあたってアンチクライマーの取り付けとヘッドライトの枠のみにしたものを取り付けて再現。
なお、アンチクライマーはキットに付属している使わない前面パーツから切り出して取り付けています。ヘッドライトの枠にしても、キットに収録されているヘッドライトを切ったり削ったりしてそれっぽく加工しているだけです。エッチングパーツなどを使うのもいいですが、そういったものに頼らない方法もアリでしょう。
▲さて、3866はというと特徴的な屋根周りを再現しなくてはなりません。文章で書くと大雑把になってしまいますが、普通にボディと屋根板を接着して雨樋を削り落として接着面の隙間はパテや瞬着などで埋めて削って均して…というそれだけのことです。( ´◡` )
なお、この車両のどうしてもどうにもならないのが台車。YS-T1という独特な台車を穿いているのですが、さすがにその製品はありません。最も近似の台車というとTR-50がイイかと思います。代用品ですがまずまずですね。
▲今回使用したステッカーとインレタ。ステッカーはクロスポイントの品番:18700。インレタは品番:6405。
このステッカーで使用したのはコーポレートマークだけ(なお行先表示は旧製品に付属の余っていたステッカーを使いました)。
インレタにはこの編成のナンバーは収録されていないので、下1桁だけコマを替えて転写しています。
◆カラーについてですが、基本的にGM塗料だけです。ボディのグリーンはNo.30、屋根はNo.9、サッシなどの銀色はNo.8、床下はNo.10。ホントに基本中の基本色だけです。Hゴムに限っては黒マジックで再現しています。なんでも筆塗りにしないのもテクニックの一つです。
◆動力化にあたっては、この記事のもととなる投稿を以前していましたので合わせてご覧ください。
【出荷情報】D16の動力台車枠 « GM通信 (gm-store.co.jp)
デハ!