本社・商品企画部の牛久保です。
今回は予約受付中の新製品/エコノミーキット客車セット「北の大地の急行列車」を紹介します。
▲本セットで注目の形式はスハ45形とスハフ44形です。
☆スハ45形とスハフ44形は、北海道向けに製造された形式で、スハ43形、スハフ42形をベースに耐寒構造の強化が行われているのが特徴です。特に目をひくのが客窓の2重窓化や、蓄電池箱の大型化、車軸発電機が歯車駆動式となっている点です。
▲本セットでは、大型の蓄電池箱を収録し、車軸発電機については取付位置を90度変えて横向きにすることで車軸発電機を表現します。
また、2重窓を再現するパーツとして、印刷済みの塩ビガラスを収録します。
▲窓枠の横桟を再現するための印刷が入った塩ビ板。
4両分が印刷されていますが、この印刷済みのガラスが2枚収録されますので計8両分となります。
※写真は試作品です。
▲印刷面の「◂」印を目安にカットすると、エコノミーキットで見慣れた帯状の塩ビ板となります。
▲窓ガラスをボディ裏面に貼ったところ。
※印刷済みガラスは試作品のため印刷部の裏面が白ですが、量産では裏表共に印刷部は青色となります。
※写真上は窓枠がボディに隠れるような向きに貼ったもので、写真下は、窓枠が見える向きに貼った状態です。
▲印刷済みの窓ガラスを貼ったボディを外側から見たところ。
※写真上は窓枠がボディに隠れるような向きに貼ったため、二重窓の外窓・内窓ともに下がった(閉じた)状態となります。
※写真下は、窓枠が見える向きに貼ったため、二重窓の外窓が下がった(閉じた)状態で、内窓が上がった(開いている)状態となります。
▲冬季には車内温度を保つため2重窓をすべて閉じ、写真のような状態となります。
▲春~秋は内窓を開けているため、
内窓の窓枠の下辺が見えている状態となります。
このようにガラスの向きを変えて組み立てることで、簡単にお好みの季節にあった仕様にすることが可能です。
☆製品の収録形式は商品名にもなっている「北の大地」を走っていた客車と郵便荷物車が混成され、
C62形蒸気機関車の重連での牽引列車として有名だった急行列車を彷彿させる編成内容となっています。
(牽引機+牽引機)+オユ10+ スハフ44+スロ62+スハ45+スハ45+スハフ44
※牽引機はセットに含みません。
<111>エコノミーキット・北の大地の急行列車 6両セット・・・¥5,940-(税込価格) <2021年9月発売予定>
※本製品は未塗装・板状ボディキットです。台車、車両マークは付属しませんので、別売品をお求めください。
※発売中の車両マークがご利用いただけますが、本セットに最適な収録内容とした車両マークを企画中です。ご期待ください。
◆別売品
<5001>台車/TR50
<5003>台車/TR47
<6310>車両マーク/客車 座席車(白文字)
<6311>車両マーク/客車 郵便・荷物車(白文字)
☆さらに、単品で発売されている別売品のエコノミーキットの客車を追加することで実車同様の編成を組むことができます。
◆別売品
<141>オユ12形 (スユ13形として組み立てて使用)
<120>スハ43形(本セット付属の印刷付窓ガラスと組み合わせてスハ45形として組み立てて使用)
※今回紹介した商品は、各販売店で予約を受付けております。確実に購入したい場合は、ご予約をおすすめ致します。
※販売店により予約締切日などが異なりますので、詳細は各販売店にお問い合わせ下さい。」
なお、メーカー受注締切は4月28日です。