今回もモノクロとなったRMM広告写真のカラーバージョンを
お目にかけましょう。2月21日発売号です。
まずメインとなったのは東武50000系50090型(正式にはこう呼ぶそう)
池袋・川越アートトレイン。
白をベースにしたコミカルで美しいアートは画家の古家野雄紀の手によるもので、
「川越に彩を加える」がテーマとされ、川越の魅力を大胆に表現しています。
沿線で見かけると50000系のデザインに白とイラストがよくマッチしており、
アートトレインの面目躍如といったところ。
写真は埼玉県内のどこか、というかなり漠然としたイメージです。
続いて秩父鉄道7500系「彩色兼備」の登場。
少し前のキャンペーンで、上の川越アートトレインと
この彩色兼備が1枚のポスターに同居しており、
本広告でも同居させることができてちょっと嬉しくなります。
秩父鉄道って写真のような築堤は意外と少なく、
川の前後か熊谷市街くらいしかないみたいです。
なので架線柱にこだわる事にしまして、GM複線架線柱を
ザクザク削り込んで「ただ棒が出ているだけ」の柱を作りました。
桜や梅とのコラボはなかなかだと思います。
京王8000系の登場時、そういえばスカートグレーでしたね。
写真は高幡不動駅での懐かしい併合シーンをモチーフに。
モノクロでは判りづらいですが、背景に車庫の雰囲気を出すため
5000系や6000系を並べています。
ピンクの帯が特別なものだった時代の再現、如何でしょう。
103系関西形は奈良線のNS407編成。台車がグレーで出場した時期に
企画したもので、台車のみグレーという過渡期の仕様です。
このあと、ぜんぶグレーが出てきて大きな話題になりました。
写真は奈良線の有名撮影地、玉水~棚倉のイメージ。
以前ここで撮ってたらお巡りさんに話しかけられ、
「署内で一番遠くから来てる人どこからやろ言うてるんよ」と。
神奈川の藤沢と言ったら「お~、なかなかやねぇ!」となりました。
お巡りさん的にはサミットの警備で鎌倉に詰めたことがあるそうで
(確かに京都府警の指揮車が江ノ電バスとすれ違ってた)
ちょっと懐かしかったみたいです。
ストラクチャーキットに、農村の風景に似合う
重厚な瓦屋根の古民家がないのが残念。
(小さな祠もついてると棚倉好きとしては嬉しい)
近鉄2610系は3態の中からクロスパンタのL/Cカー2621編成をチョイス、
同編成は富吉所属との事なので三重の久居付近をイメージして撮っています。
余談ですがこの「クロスパンタ」という造語、
「下枠交差型パンタ」を言い換えたものですが、
短く済むし語感も悪くないのでいいなと思ってます。
さらに近鉄が続きます。関東私鉄にぜひ欲しい急行用の5200系。
一般色と2250系塗装のどちらもイベント用レイアウトでの撮影。
このモジュール青山峠になったり、横須賀の逸見になったり
山陽線の岩国あたりになったりと利用頻度の高いモジュール。
2250系塗装は12200系と並べましたが、この並びも
過去のものになりつつある様ですね。
名鉄1800系2連は須ヶ口行、カーブの築堤の後ろに
桜に見立てた木を置いて、名古屋本線木曽川のイメージです。
私は名古屋本線の風景を、JAMの会場で買った
「名鉄電車グラフィティ」とか3400形の展望ビデオの
イメージしか無いため、東笠松の駅がなくなっていた事を
この模型の撮影で初めて知りました。
2月分は8枚のご紹介でした。
ご笑覧いただければ幸甚の至り。