本社・商品企画部の牛久保です。
今回は6/12に新製品発表した車両キットを紹介します。
▲<446>地方私鉄タイプ電車 2両セット・・・¥2,090-(本体価格¥1,900-本体価格)
☆未塗装・板状車体キットです。
☆本製品1セットで「モダンタイプ」と「クラシックタイプ」各1両を組み立てることができます。
☆プラ製なので、切り継ぎ加工による車体の短縮・延長も可能です。
☆正面パーツは貫通扉が付いている「貫通形」と、貫通扉が無い「非貫通形」の2種類から選択して組み立てられます。
☆窓ガラスは透明プラ製のはめ込み式ガラスです。
☆ヘッドライトや通風器が複数収録されていますので、好みのパーツを車体と組み合わせできます。
☆コアレスモーター動力ユニット取付アダプタが2組同梱されています。車体に組み込むことで、コアレスモーター動力ユニット(別売品)を装着可能です。 動力ユニットに適応した「動力台車枠+床下機器セット」(別売品)を合わせてご利用ください。
☆パンタグラフ、台車、動力ユニット、ステッカー、車両マークは付属しません。
「クラシックタイプ]
・「運輸省規格A´型」と呼ばれる車体形状をイメージした板状車体キットです。
・17m級車体で前後に運転室がある両運転台車です。
・車体構造は戦前の鋼製電車と同様で窓の上下に帯板( シル・ヘッダー )があります。
・片側2扉で扉間の客窓が7枚、扉と乗務員扉の間にも客窓が3枚並ぶ車体形状です。
■実車について/「運輸省規格A´型」とは?
・資材が不足していた昭和20年代に車体や電装品の規格を定めてコストを抑えつつ、旅客車の質的向上をめざして設計された車両です。前面形状(貫通/非貫通)、ライトや通風器の位置や形状、台車形式、塗装色などの車体仕様は発注元の鉄道会社の仕様要求に合わせて製作されました。
・17m級車体が中心でしたが、基本設計を活かして扉・窓位置・数の違いや、車体長の異なる車体も製造されました。
・小田急急行電気鉄道、近畿日本鉄道、京阪神急行電気鉄道、京阪電気鉄道、山陽電気鉄道、東武鉄道、富山地方鉄道、名古屋鉄道、西日本鉄道、長野電気鉄道などで同形車体の車両が見られました。
[モダンタイプ ]
・車両メーカーが独自に規格を作った「標準車体」と呼ばれる車体形状をイメージした板状車体キットです。
・17m級車体で前後に運転室がある両運転台車です。
・窓の上下に帯板(シル・ヘッダー)が無く、張り上げ屋根のスマートなスタイルの車体です。
・片側2扉で扉間の客窓が6枚、扉と乗務員扉の間にも客窓が2枚並ぶ車体形状です。
・鉄道車両としては希少な「バス窓」と呼ばれる窓上段がHゴムで固定された客窓形状です。
■実車について
・1960年代に車両メーカーが主導となって車体の標準的な規格を作り、セミオーダーのような形で各鉄道からの発注に対応したものです。これは、今日の「A-TRAIN」や「sastina」タイプの車両に通じる考え方です。
・車両自体はすべて新製ではなく、木造車両の台車・機器を流用した「車体更新」が多かったようです。
・近江鉄道、岳南鉄道、松本電鉄、新潟交通などで同形車体の車両が見られました。
▲窓ガラス(写真上)、ボディ・屋上機器ほか(写真下)
本製品には、上記のパーツが各2枚入っています。
▲屋根・屋上機器、床板・床下機器ほか
クラシック用(写真上)と、モダンタイプ用(写真下)が各1枚入っています。
<446>地方私鉄タイプ電車 2両セット・・・¥2,090-(本体価格¥1,900-本体価格)
商品概要はこちらです。
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM446.pdf
☆せび自由な発想を活かして、本製品以外のキットからパーツを転用して組み合わせたり、車体の切り継ぎによる車体長の変更といったエコノミーキットならでは工作をお楽しみください。
※今回紹介した商品は、各販売店で予約を受付けております。確実に購入したい場合は、ご予約をおすすめ致します。
※販売店により予約締切日などが異なりますので、詳細は各販売店にお問い合わせ下さい。」
なお、メーカー受注締切は7月6日です。