本社・商品企画部の牛久保です。
今回は「コルゲート板(粘着剤付き波形アルミシート・2枚入り)」を紹介します。
▲「コルゲート板」と聞いて、すぐにピンとくる人は鉄道車両に詳しい人か、古くからグリーンマックス製品を愛用されている方だと思います。
☆「コルゲート板」とは、金属板などを凹凸の波形断面になるように加工したものです。この加工はビート加工とも呼ばれています。同じ厚さの平たい板に比べ、波形のほうが強度が高くなり、鉄道車両においては1960~1980年代に製造されたステンレス車両について車体の補強のために外板に装着されていました。
▲エコノミーキットにコルゲート板を貼りつけた例。
製品のコルゲート板は薄いアルミテープを加工したものなので、カッターナイフなとで簡単にカツトできます。必要な幅、長さにカットして簡単に貼り付けできます。
▲エコノミーキットにコルゲート板を貼りつけた例。
実車では窓下の帯が入る部分のコルゲート板の凹凸の間隔が広くなっていますが、これを再現するために、写真の作例ではコルゲート板の凸部を一列だけ転写ペンの先でつぶしています。
つぶす際のコツとしては傷つけたりしないように平均的に力がかかるようコルゲート板の上に厚手のポリ袋を載せておき、その上から転写ペンでつぶしたい凸部分をなぞるようして圧を加えつぶしていきます。何回か試してみれは力の加減が判ると思います。
▲ストラクチャーへの使用例/屋根にコルゲート板を貼っています。
※コルゲート板の波形断面を、波形トタン板と見たてて建物の屋根や壁に貼ることで、瓦や羽目板が簡単にトタン板貼りの建物になります。
☆鉄道車両以外にも工夫次第で色々な用途がありますので、ぜひ一度お試しください。
<8032> コルゲート板(粘着剤付き波形アルミシート・2枚入り)・・・¥660-(本体価格¥600―) ※2020年8月発売予定
※商品概要はこちらです。
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM8032.pdf
※今回紹介した商品は、メーカー受注は締め切りましたが、販売店様によりましては引き続き予約をおこなわれている場合もございますので、各販売店様にお問い合わせ下さい。