毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。
発売中のエコノミーキットより「東武8000系」のご案内です。
▲東武8000系のエコノミーキットは「旧前面」のボディになります。今まで塗装済みキットで製品化していたものを、未塗装キットとして再スタートさせた商品です。
さて、今回の作例はリバイバルカラーの8111編成として工作しました。ほんの少しですが加工をしています。加工のポイントなどを織り交ぜて説明いたしましょう。
▲一体成型ボディキットなので、組み立てはとてもカンタン。窓ガラスは全てはめ込み式(サッシ・Hゴムは印刷済み)なので、従来の板キットとは性質が異なります。
▲8000系の旧前面ですが、もともと東上線で活躍していた晩年の姿をプロトタイプとしていましたので、貫通扉にサボ受けが彫刻されていないものでした。この作例ではガレージパーツを使用して再現しています。とくにこのセイジクリーム一色の時代では必要な部分なので、ガレージパーツがあるだけでもありがたいですね。作例ではボナファイデのパーツを使用しました。
旧前面のクハ8100の特徴的な3連ジャンパ栓は、アルファモデルの「KE58ジャンパ栓」を使って再現しました。先頭のカプラーはお馴染みのTNカプラーJC55を装着しています。ほかは一切加工なしです!
▲屋根の色はGMカラーのNo.35、クーラーとベンチレーターはMr.カラー C35 明灰白色1を、配管はGMのNo.14で塗装しています。
▲ボディはモリタのセイジクリーム。クロスポイントからもスプレーカラー103番がセイジクリームとして発売しています。スプレーのほうががいいという方にはお奨め致します。クツズリ(そのほかライトリムなど)はMr.カラー のスーパーステンレスを使用しています。
8111編成は客扉の窓押さえが本来は金属なので、シルバーに再塗装したほうがいいでしょうね。
床下機器はGMのNo.9。
▲コアレス動力は取説どおりに取り付けますが、この作例ではクロスポイントのコアレス動力取り付けアダプターを使用しています。この場合、窓ガラスパーツの下部をある程度切り取らないと取り付けられないので注意です。
▲コアレス動力用の台車枠はキットに付属していますので、別途お求めいただく必要がありません。また、FS356とFS396の両方が付属しているので、どちらのタイプの編成でも再現できます。この編成ではFS356を使用。
■今回の作例で使用したキットは、443Aと443C。動力はコアレスモーター動力の5711、クロスポイントのコアレス動力取り付けアダプター、インレタは6402より8111編成にするためコマの並べ替えを行いました。
ステッカーは手持ちのものですが、塗装済みキットの8000系で余っていたものを使っています。
キットは未塗装ですので塗装が必要です。更新色は帯の塗装が非常に難易度が高いものになりますが、セイジクリーム1色なら比較的簡単ですので、80年代までは一般的だったこの色で組み立てるのがおすすめ。もちろん作例にあるように、一時期リバイバルカラーとして復刻されたこの編成も簡単です。これ以外ではベージュとオレンジのツートンカラーというのも面白いかもしれません。なお、塗装済みキットもごくわずかですが在庫があります。
<製品ラインナップ>
443A:東武8000系(旧前面)4両編成セット ¥5,500-(本体価格¥5,000-)
443B:東武8000系(旧前面)先頭車2両編成セット ¥3,960-(本体価格3,600-)
443C:東武8000系 増結用中間車2両セット ¥3,520-(本体価格3,200-)
443D:東武8000系 増結用中間車4両セット ¥4,950-(本体価格4,500-)
◆メーカー在庫は十分にございます。
※パンタグラフ、台車、車両マーク(インレタ)はパッケージに記されているものを別途お求めください。
デハ!