本社・商品企画部の牛久保です。
今回は「車両ケースの中敷き加工」を紹介します。
▲ 車両ケースの中敷きの一例/ ※写真は<30589> JRキハ111/112形(200番代・おいこっと)2両編成セット(動力付き)・・・(再生産)2020年2月中旬出荷予定
☆車両ケースの中敷き( 一般にはウレタンと称されているもの 。 )は製品である車両を輸送・保管中の衝撃から守るための緩衝材です。
☆中敷きと、車両の間の隙間が大きいと車両ケースの振動・衝撃により、中敷きの中で車両が動いてしまい破損する場合があるため、写真のように隙間がほとんどありません。
▲一方、車種によっては先頭車前面に幌(ホロ)をユーザー取り付けするものがあります。
▲車両収納時に幌か外れてしまった状態
☆幌を取り付けると写真のように車両をケースに収納する際に幌が引っ掛かり、
幌が外れたり、変形してしまいます。
☆解決策としては、幌の厚み分だけ中敷きをカットしてしまうのが有効です。
▲写真の赤線で示した部分をカットすることで、幌が引っ掛からなくなります。
☆中敷きのカットにはカッターナイフを使用します。
▲カッターナイフで中敷きをカットしている様子
☆カッターナイフの刃は4cmほど出しておきます。
☆中敷きの前面が接する部分から2mm程度のところを写真のようにカットしていきます。
☆カッターナイフの刃を前後に小刻みに動かしながら切り込むと徐々に刃が入っていきます。
ご注意)勢いよく刃を押し当てたり、引いたりすると中敷きが変形したり、刃が折れますので注意してください。
ご注意) カッターナイフの刃を長く出しているので、ひねったり曲げたりする動きをすると刃が根元から折れて飛ぶ恐れがあります。十分注意して前後方向のみ刃を動かすように作業してください。
▲刃が入っていく様子。
☆カットしたい部分まで刃が入ったら切るのをを止めます。
▲刃を入れて切り出した中敷き
▲同様にもう一方の収納部も加工します。
▲幌の部分をカットした中敷きに車両を収納しているところ。
▲カットした中敷きへ車両を収納した状態。
☆幌の厚み分中敷きをカットしたので、
幌が外れたり変形することなく収納できるようになりました。
☆同様に信号炎管や列車無線アンテナ、ジャンパ栓などが中敷きに支障する場合は
該当箇所をカットすることで対応できます。
☆今回中敷きカットの見本となった製品です。すべて(再生産)2020年2月中旬出荷予定
<30587>JRキハ110形(200番代・飯山線)2両編成セット(動力付き)・・・¥15,180―(本体価格¥13,800―)
<30588>JRキハ111/112形(200番代・飯山線)2両編成セット(動力付き)・・・¥14,850―(本体価格¥13,500―)
<30589>JRキハ111/112形(200番代・おいこっと)2両編成セット(動力付き)・・・¥17,820—(本体価格¥16,200―)
<50588> JRキハ110形(200番代・飯山線の四季ラッピング)1両単品(動力付き)・・・¥10,890―(本体価格¥9,900―)
<50589>JRキハ110形(200番代・飯山線の四季ラッピング)1両単品(動力無し)・・・¥8,250―
(本体価格¥7,500-)
※商品概要はこちらです。
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM30587-588.pdf
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM30589.pdf
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM50588-589.pdf
※今回紹介した商品は、2月中旬に発売予定です。入荷時期・在庫の有無はグリーンマックス製品取扱店へお問い合わせ願います。