本社・商品企画部の牛久保です。
今回は発売中の「E653系各種」を紹介します。
▲カラフルなビジネス特急として登場したE653系
☆E653系が誕生したころ(1997年)は高速バスや飛行機と競合する路線が増え、国鉄時代から引き継いでいた車種についてサービス向上のためリニューアルまたは新形式と置き換えが始まった時期です。
その頃常磐線では従来485系で運用されていた「ひたち」を引き継ぐ形で「フレッシュひたち」として運用開始されたのがE653系です。基本の7両編成と付属の4両編成があり、基本のみの7両編成から、基本・増結と併結することで11、14両編成としても運用されました。
常磐線を走る車両の特徴として、直流区間と交流区間のどちらも走行可能な交直両用車であることが要求されますので、E653系は直流区間と交流区間(50/60Ｈｚ）に対応した系列となっています。
☆グリーンマックスでは7両編成、4両編成とも製品化されており、全5色の車体色の組み合わせを存分に楽しめます。
▲さらに2007～2012年頃に見られた全車禁煙後、床下機器が黒く塗られた時代も製品化されています。
2012年からはＥ657系に置き換わりましたが、新たに新潟地区での運用のため耐雪耐寒仕様に改造され、7両編成にはグリーン車が設定されました。グリーン車は先頭車のクハＥ652の窓割りをそのまま活かして2+1列配置に加えシートピッチもとても広くゆったりした配置となっています。
☆グリーンマックスでは、Ｅ653系1000番代・7両編成の「いなほ」、Ｅ653系1100番代・4両編成の「しらゆき」が製品化されており、その後車体色が変更された「瑠璃色」「ハマナス」「国鉄特急色」も逐次製品化しました。
※今回紹介した商品は、各販売店で発売中です。また、メーカー在庫が若干数ありますので、販売店へお問い合わせ願います。（編成によっては在庫切れもありますのでご了承願います。）