毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。
クロスポイント製品の「コアレスモーター動力ユニット取付アダプター」について、取り付け方の詳細をご案内致します。
▲この製品はクロスポイントブランドですので、グリーンマックス・ザ・ストアのみの取扱商品です。お求めの際はご来店、または通信販売をご利用下さい。
※土・日曜・祝日はグリーンマックス本社および修理係は休業いたしております。電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。
では早速その取り付け方を。
▲取り付け対象になるのは主にエコノミーキット、塗装済みキットの一部、或いは鉄コレなどなど。今回は取り付け実演ということでウチにあった余り部材(エコノミーキットの211系中間車)を使用してみます。
▲エコノミーキットはほぼ共通して車体内側に床板を保持するためのリブ(窓下あたりに出ている横に長い突起)があります。コアレス動力を仕込むには不要となるので、取説にも書かれているようにこれを全て除去します。
▲ニッパーで一気に除去してしまうとラクですネ。
▲仕上げはナイフで削って平滑にします。くれぐれも怪我だけはしないように。
▲ヤスリがけまでしなくても構いませんが、なるべく凹凸のないように仕上げます。
さて一方、コアレスアダプターはこのように動力を止める突起があります。車体寸法が17m級から21m級まで対応しており、必要に応じて指定の突起をカットします。取説を十分に読んで間違いなく加工します。
今回は20m級である211系を例にしていますので、上段のパーツのように2箇所を除去します。
▲ツメの位置と中心が揃うように位置決めします。
▲一度中心が来るようにあててみて仮止めします。問題なければ接着してしまいます。このように指で押さえつつ流し込み接着剤で上の方から少量だけ流せば十分に接着できます。
▲おっ、いい感じじゃないですか。
▲両面のボディにアダプターを接着したら車体を組み上げます。
▲ひとまずボディが組みあがったので動力ユニットを取り付けてみます。
▲コアレス動力は難なく取り付け可能で、動力ユニット側は一切加工の必要はありません。
▲実はこのアダプター、動力ユニットだけでなくトレーラーも装着ができるんです。但し、現在の完成品モデル用ピボット集電対応床板に限ります。これはストアの補修用部品でしか取り扱いがないので、ストアの在庫がある場合のみお求めいただけます。この床板の利点は「集電対応」なので、加工次第では室内灯やライトユニットを仕込むこともできます。座席パーツの組み合わせでいろいろなバリエーションを演出できます。
※従来の床板(ネジ止めタイプのトレーラー)は、横幅の寸法が異なるのでこのアダプターでは対応しません。実際やってみましたが、かなり加工しないと収まりませんのでご注意を。
▲さてさて、取り付けてみて問題なければ最後の仕上げ。
▲画像は順番が前後していますが、位置決めのためのリブを切り落とします。ニッパーでちょんちょんと切るだけです。これも取説に記されている通りに行って下さい。
と、そんなわけで詳細な説明をしてみましたが、工程自体は全く難しいことはありませんね。
<16318>コアレスモーター動力ユニット取付アダプター…¥550-(本体価格¥500-)
■商品の在庫状況はストア各店にてご確認下さい。
デハ!