東急・小田急・京王型タイプのパンタグラフを作る(その2)

グリーンマックス・ザ・ストア スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

商品企画・支給品担当…自称「パンタグラフ ソムリエ」の鈴木でございます(笑)

前回に引き続き、私の得意分野のひとつでもあります「パンタグラフ」について書きたいと思います♪

前回、ご紹介しましたGMを代表するパンタグラフ。

※ブログで登場する「PS16」「PT42」「PT43」などは弊社製品を基準で、実物の名称と一致しない点がございます。

前回から少し間があいてしまいましたが、今回は簡単な工作(組み換え?)で発売されていないタイプを作ってしまう内容で皆様にご紹介しました♪

現状、身の回りの方々、あるいはネットに上がってるGM作品をみてみると、大概の皆様はパンタグラフを他社製品に交換されている現状です。確かに、細かなディテールやギミックある高い評価がある点については否めないところですね…。

まぁ、それさておき…前回の続きを書きましょう♪
前回、この画像を皆様にご覧いただいて「つづく…」と終わりましたが、

※画像は東急8500系

「ただのPT42N(弊社製品の模型名称)じゃない?」 と思われる皆様も多いかと思います。

確かに、弊社から8500系は模型化されているものの、実際に製品で使われているタイプは冒頭でご紹介した「PT42N」。正確にはシュー(ホーン先端)の部分が実車と異なってしまいます。

※私…思わず答えを書いていましたね(苦笑)

もとい、では~何が違うかと申しますと…

パンタのシュー部分。

画像は、俗に「PT44」型パンタと呼ばれています。

JRで云うところの301系や103系1000番代、201系、205系、211系などに搭載されている「PS21」系パンタグラフに該当しますよね?

※画像は東急8500系。

PT42Nのシュー先端部に注目。

比較していただくと…PS16やPT42は、ホーンの先端が逆三角形状になっていることに対して…

PT48パイプ状になっています。下枠交差形ですが、基本性能は同じとのことです。

見かけだけでなく集電性能も向上しており、シュー部分に細かなバネを追加することで追従性能を増加させたもの。離線するリスクを抑えることが可能なため、剛体架線を採用している地下鉄や、回生ブレーキを搭載した形式に幅広く採用されています。

東京メトロ(営団)で使用されているPT44系列のパンタグラフ。シュー先端に注目すると、パイプ状になっていることが分かりますよね?

PT44系パンタの名鉄バージョンとも云えるタイプ。基本性能は同じ(?)とのことですが、シュー先端に注目していただくと、丸い孤を描いていることが分かります。ご存知でしたか? 名古屋市営でも使用されていますよね。

一方、Nゲージにおいて、このタイプが登場したのは割と最近のこと。他社の完成品で使用され、分売を期待しても設定が無かったりします。

一方…

前回のブログの冒頭で、パンタのラインナップをご紹介しました。よくご覧いただくと、パンタの各部品の目線で追うと、案外素材が揃っているです。

そこで・・・・・!?

その3へつづく…。

それでは、今日は眠いのでこの辺で…。

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