【京王】8000系を作ってみる①

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

先日ストア秋葉原店に寄ったときのこと。


▲ちょうど京王8000系の8両固定編成が入荷した関係で、ショーケースの展示作業をしていました。
今回発売した8032編成は8両固定編成で主に「各停」運用がメインとなっている車両です。
固定編成のため、スカートはシンプルな造形になっており、ボルスタレス台車を装着した末期の製造グループになります。

さて、


▲8000系のキットはこれで3種類目になります。最初のものは4+6両、次いでシングルアームパンタ、そして今回の8032編成となります。


▲前面のみ色分けされているのが特徴的ですね。8032編成は台車がシンプルになって異彩を放っています。


▲ところどころに色さしをしたりディテールアップをしたり・・・秋葉原店で作例を展示していますので、是非ご覧になってください。

そんな中・・・


▲どういうわけか工房「猫の額」に運び込まれた8000系。(どうやらシングルアームの4両セットのようです)
これ、本社で余剰になっていたサンプル部材です。せっかくなので作ってみることにしましょう。


▲車番が8811ってことで、間違いなくシングルアームパンタ車の4両編成基本セットのほうです。
製品には動力がついていません。6両トータルセットと組にして10両編成で楽しめるようなセット構成にしているためです。


▲動力も調達しておきました。
と、ここで見た目の改良工事を施しました。この画像は施工後なんですが、判りますか?

機器類の並べ替えではありません。実は取説にも記載があるのですが、床下機器とレールとのクリアランスが厳しいので、削った方がいいと書かれています。実際仮組みしてみたのですが、それでもギリギリだったのでもっと大胆に切り落とすことにしました。


▲青枠で囲った部分までガッツリ切り落としました。
そうすると機器類はユニット単位でバラバラになってしまいますが、並び順を元通りに床板へ接着すれば問題ありません。


▲機器類とレールとの間がしっかり開いてクリアランスが確保できました。
でも、実はこのままだと接着面積が小さくなってしまうので、触っていくうちに機器類が取れてしまう危険性があります。


▲あまり見えるところでもないので、左右の機器類の間に補強を入れます。
余剰になっていた別のキットの床板パーツから同じ幅の部分を切り出して適当に挟み込んで接着しました。
要は強度が出ればいいので、見た目は雑でもいいでしょう。(え?性格が出るところだって??)

とりあえず大きな改造を行わずに、見た目を強化する方向で工作を行おうと思います。
今回はこの辺で、次回に続く!

デハ!

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