毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。
今回は直近入荷しました冷房装置/通風器のご紹介です。
車両は俯瞰から見下ろすことの多い鉄道模型の世界では、屋上機器も見所の1つになっています。完成品モデルでは精密なクーラーや配管を再現するようになり、キット黄金時代では再現できなかったクオリティも、いまや高水準でばっちり表現しています。
そんな中、どちらかというと改造やグレードアップといった位置付けでロングセラーになっているパーツがあります。
※土曜日と日曜日はグリーンマックス本社および修理係は休業いたしております。当日は電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
▲インバータークーラーセットは何かと話題になります。特に「103系」というワードがその必要性をもたらしているようです。というのもHQEキットの103系でエメラルドグリーンを発売したことがひとつの要因です。常磐線で最後まで走っていたグループは該当のAU712を搭載していました。
▲だいぶ前の作例ですが、旧式のキットが全盛の頃から発売しているものです。常磐線103系のほか、川越線の3000番代の冷改にも載せられます。
▲96年のカタログに限定品キットの案内が載っていました。もちろんこれは絶版ですのであしからず。ほかにも113系などでも搭載したグループがいましたね。
まもなく再生産品が入荷します。
<8024>インバータクーラーセット(2両分) …¥750–
さて、それ以外にも通風器が再生産となりました。
▲こちらは梱包形態と品番こそ変わりましたが、ロングセラーの押込型ベンチレーターです。仕様用途は多々ありますが、形状は「平タイプ」で、例えば115系などに搭載されているタイプです。特急型や165系などに使われる「斜めタイプ」ではありませんので、使い分けにご注意を。
1ランナー8基×4枚なので32基も収録されています。
<8004>押込型ベンチレーター…¥500-
▲角型ベンチレーターも仕様用途はいろいろありますが、すぐに思いつくのは115系初期型車の先頭側とか。このパーツは通風孔がちゃんと縦スリットで成型されているのでなかなかカッチリとした製品です。なおエコノミーキットの115系に収録されているものとは異なりますが、一例として挙げておきます。
<8005>角型ベンチレーター…¥500-
なお、8004および8005番のベンチレーターは5月17日にメーカー出荷、20日に問屋納品となっています。
デハ!