毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。
今回は西武新2000系の中でも「前期形」と呼ばれるグループについてご説明いたしましょう。発売済み製品とこれから発売する製品に細かい違いがありますので、どういった部分が作り分けされているか、のご案内です。
▲まずは2000系という形式をざっくりと。こちらは「新2000系」と呼ばれるグループです。その中でも最近発売された「前期形」にあたる車両です。
▲こちらは2000系の初期車。スカートが付き、側面方向幕が付いたのが「初期車更新車」と呼ばれる現在でも現役のグループです。前面の意匠が「新」と違っているのが分かるかと思います。
※土・日曜・祝日はグリーンマックス本社および修理係は休業いたしております。電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。
2000系は1977年に登場。これが初期車です。1988年にマイナーチェンジしたのが「新2000系」です。この新2000系も製造過程で前期、中期、後期が存在することになり、微細な意匠の違いが発生しました。
▲「前期形」の特徴として前面貫通扉の転地寸法が短い、というのがあります。後期形は窓が大きく空いています。このほかにも戸袋窓の寸法も小さいなどの特徴があります。もちろん製品でもその特徴は再現しています。
さて、製品で一番分かりにくいと思われるのが編成内容だと思います。
■発売済みの西武新2000系(前期形)は8両編成と2両編成(8両は4+4もあります)。
■後発で製品化発表となった製品は6両貫通編成(と4両編成再生産)。
■現時点で発売済み+発表済みの前期形はいずれもベンチレーター撤去後
■このあと発売の「2051編成(6両)」はその形態差を再現するため新規金型追加です。
30835:西武新2000系前期形(新宿線・2051編成・ベンチレータ撤去後・シングルアームパンタ車)6両編成セット(動力付き)…¥26,200-
30834:西武新2000系前期形(新宿線・2057編成・シングルアームパンタ車)8両編成セット(動力付き)…¥31,500-
30836:西武新2000系前期形(新宿線・2453編成・ベンチレータ撤去後)増結用先頭車2両セット(動力無し)…¥10,500-
発売は2019年7月を予定しています。
デハ!