3月号(1/21発売号)雑誌広告から

大山のGM本社より、広告も担当する営業企画の片桐がお送りします。

雑誌に掲載していただいている広告は現在、
直近の発売済み完成品を紹介しております。

今回は1/21発売の3月号各誌に使いました写真を
まとめてみました。

今回のメインはJR九州のBEC819系「DENCHA」です。
ハイブリッドカーというと21世紀に間に合った某車種のおかげで
エンジンとバッテリーの組み合わせが代表的ですが、
こちらは架線集電とバッテリーの組み合わせ。
電化区間で充電し、非電化区間へ足を延ばす。
JR東日本の烏山線などもそうですが、こちらは交流電化。
交流ならではのノウハウが必要なのだそうです。

活躍場所はかつてD60が活躍した筑豊本線。
石炭輸送が終わり、篠栗線を介して福岡・北九州への通勤線区
「福北ゆたか線」として大きく変貌を遂げましたが、
末端の折尾~若松間は非電化のまま、キハ47が走っていました。
それを置き換え、電化区間との直通を可能にすべく
本形式が投入されたとの事です。

写真は非電化複線の若松線をイメージしています。
私は残念ながら乗った事がありませんので、
(50系で短絡線の方を通過してしまいました)
写真を参考にイメージしてみましたが、
北九州出身のLPGタンク車によく似た営業担当によれば
「こんな感じ!」とお墨付きを頂きました。

さて、前項の819系のみの4連は先のダイヤ改正をもって運用が
消滅してしまったそうなので、現行の2連も撮っておきました。
きょうもこの姿で若松の空の下を走っていることでしょう。

 

つづいて東急大井町線急行の新車、6020系。
この系列をこの修飾で紹介するのは最初で最後かもしれません。
ご承知の通り、実車は中間に「Qシート車」を組み込んで
有料座席指定列車として活躍を始めています。

写真は田園都市線内で、兄弟と言える
2020系とのすれ違いをイメージ。
田園都市線沿線には横浜市の市街化調整区域が点在しており、
意外に開けた場所が多かったりもします。

 

パーキングビルの向こうは鎌倉街道でしょうか。
それとも平戸桜木道路でしょうか。
京急2100形更新車、「けいきゅん」をラッピングというか
マーキングした2149編成です。
京急創立120周年を記念したデザインで、2017年10月から
2018年1月まで走っていたそうです。
「けいきゅん号」の文字の位置が往年のマリンパーク開業時の
車体広告の様でカッコいいなと思ってたら
この後この2149編成は本当に「マリンパーク号」になって
あのカッコいいロゴが入ってるんですね。

 

名鉄7500系の足回りに1000/1200系パノラマSuperの車体を
組み合わたのが1030/1230系です。
車体は1000/1200系と同等ですが、電装品の都合上
パンタ位置や電動車比率(1030系はオールM)が異なります。

つまりは音がとてもいい! とはGMストアーナゴヤ大須店店長談。
スマホで音を聞かせてもらうと・・・なるほどすばらしい。
キャッチコピーはこれでキマリ。

実車は残り1本になってしまったそうで、
でもまだ暫くは乗れるみたいです。今のうちに乗っておきましょう。

 

名鉄1850系・・・1000系の一般車バージョン1200系の
増結・支線直通用2両編成が1800系、その車体と7500系の機器を
組み合わせたのが1850系です。

3本ありましたがこちらも現在は1本が残るのみとの事。
写真の様に、普通列車として2連で走ったりもする様です。

 

いわずと知れた近鉄通勤車の代表格、2610系と、
鮮魚列車用となった冷房試作車2680系。

2610系といえばかつては2200系の伝統を受け継ぐ
クロスシートの急行用車というイメージでしたが、
1991年以降の車体更新でロングシート化されています。
また96年以降は3本がロング/クロス転換の「L/Cカー」となり、
2000年以降は2度目の更新工事となる「B更新」が施行されています。

・・・だそうです。

じゃあ連続キセってなんだろう。
調べると、2610系最初の6本は5個のクーラーが個別に載った
分散キセ、2次車以降は近鉄お馴染みのスマートな連続キセ。
つまりは2次車という事なんですね。
(更に知らない人のために書くと、
「キセ」とはこの場合クーラーの箱のことです)

写真は奈良/三重県境のどこかのトンネル・・・
このポータルは近鉄によく似合う気がするのは
おそらくパッケージイラストの影響でしょうね 笑

 

上記の路線から鶴橋で乗り換えるとこんな風景に出会います。
前回買い逃した皆さん、お待ちどう様です。
もはや懐かしささえ覚える、
103系OSAKA POWER LOOPの再生産です。

この写真は広告としては2度目の登板です。
奈良区の8連と合わせて、午前中の環状線を狙ってます。
・・・ちょっと綺麗すぎるきらいがありますが。
環状線はもっと高架な街並にに歴史が染み付いていてほしいですね。
架線柱1本にも歴史の重みが感じられるのが環状線です。

 

国鉄とともに日本の鉄道の歴史をつくったと言える阪急。
特に2000系~8000系までの車両デザインは
国鉄の向こうを張ってアンチテーゼを唱えた感すらあり、
8000系は重厚さの中にも明朗さと上品さを併せ持った
阪急の歴史のひとつの帰結点ではないかと思います。

個人的ではありますが広告担当は「Hマーク最高!」と
信じておりますので、92年頃のHマーク最終期の
十三をイメージして写真を撮りました。
奥にチラリと映りこむマルーン単色の6000系が嬉しい。
普通高槻行の表示幕仕様の5300系も嬉しい。
(GMストアー日本橋店店長氏がかるーく作ってくれた一品です)
なによりインレタでHマークが選べる8000系が嬉しい。

しかし製品の仕様上、銀帯までは再現できなかったのです。

まさか本物が銀帯張ってくるとは!(見に行く!)

別角度から見ると懐かしさがこみ上げてきます。
こんな遊びが簡単にできるのもNゲージの良さですね。

今月の写真は8枚(+差分2枚)でした。

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