東急・小田急・京王型タイプのパンタグラフを作る(その1)

グリーンマックス・ザ・ストア スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。 

商品企画・支給品担当…自称「パンタグラフ ソムリエ」の鈴木でございます(笑)

今回は、私の得意分野のひとつでもあります「パンタグラフ」について書きたいと思います♪

コチラは、現在発売中のパンタグラフの一部。

左から「PT42N」「PT43N」「PT48」

現在発売中のグリーンマックスのパンタグラフは数年前に完全リニューアルされ、お陰さまで皆様から認めていただけるグレードになりました。ありがたいお話です。

その一部をご紹介しますと…

No.5803 PT42N

かつて、東急(旧7000系、8500系を除く)、京王、小田急などで車両に搭載されていたタイプで、シューの先端が古風あるタイプ。現在でも、一部の近鉄の車両で このタイプが見られますね。

設計にあたっては、シューの先端形状に拘り(こだわり)があります。シュー先端部は逆三角型状になっており、その彫刻においては実物通り「抜いてある」点が更なる売りです。

No.5805 PT43N

主に京急や京成、東急、名鉄、阪急、近鉄の一部などで見られるタイプ。そして、あまり知られていない(?)点では、東武でも見られました。リニューアル前(旧製品)では、シュー部品において何故か「PS101(交流用)」がプロトタイプであったため、この機会に一新しました。

No.5803 PT48

下枠交差型のパンタグラフで、シュー先端がパイプ状になっている点が特徴です。

豆知識…東武8000系でも搭載されているタイプですが、実は登場時から新塗装化まもない頃までは「PT4804(ホーンが1本)」が搭載されていました。模型の作品で、このタイプとセイジクリーム色組み合わせを見かけますが、実は誤り。参考書物やネット等で確認してみてくださいね。

さてさて、前置きが長くなりましたが本題に参りましょう。

今回はパンタグラフについて取り上げておりますが、今回は簡単な工作(組み換え?)で発売されていないパタイプを作ってしまうもの♪

それは???

このタイプ。※画像は東急8500系

「何だ・・・ただのPT42N(弊社製品の模型名称)じゃないか?」 違うンですよね?

確かに、弊社から8500系は模型化されているものの、実際に製品で使われているタイプは冒頭でご紹介した「PT42N」。正確にはシューの部分が実車と異なってしまいます。

では、何が違うかと申しますと…

その2へ続きます(笑)

それでは、お足元は悪いですが良い休日をお過ごしください♪

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