毎度ご愛読ありがとうございます、商品管理部の加藤デス。
12月25日に出荷致しました新製品「黒染め車輪」、もうお求めになりましたでしょうか?トレーラー車用の車輪交換は非常にカンタンですが、動力用の車輪交換は素人には難しいと思いがちかもしれません。今回は交換の手順を説明いたしましょう。
◆12月29日~1月6日まで、グリーンマックスは冬季休業期間となります。
ブログ更新は継続いたしますが、期間中の電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。
▲8641:動力台車用車輪(コアレス動力対応)(黒)…¥1,100-
製品名にもあるように、この製品はコアレスモーター動力ユニットにのみ対応した車輪です。主に黒い台車枠に向いている黒い車輪で、グリーンマックスではドレスアップ用オプションパーツの位置付けで発売しました。
▲説明書が入っていますので、ひとまずご一読ください。
・・・とはいっても、もうちょっと具体的な説明があってもいいカナと思いまして。
▲製品は1袋で1両分の交換車輪と集電板が入っています。集電板は破損や汚れなどで集電効率が落ちた場合の交換用予備として付属しています。必ず交換する必要はありません。
さて、どんな製品に装着してみようかなと、探してみたら…
▲これを発見!
「え?コアレスモーター製品じゃないでしょ?(しかもモーターなし)」
いやはや、これはアタシのコレクションです。すみません手前味噌で。
▲以前、コアレス動力を取り付けて楽しんでいたのですが、対応する黒染め車輪が発売になるということで、漸く化粧直しをするときが来ました。前から黒車輪にしたかったんですよね。
▲余談ですが、クモヤ145形には品番5711の動力と、品番8484の台車枠を組み合わせます。なお、クモヤ用の床下機器はもとの製品から移植してきています。
▲まあ個人所有のものということで、他社製品のパーツなどが使われているのはご愛嬌ということでご笑覧下さい。
▲コアレス動力の台車は、動力ユニット本体と台車の間に爪を挿し込むようにするとはずれます。
▲こんな感じ。
▲台車枠と集電板を外します。分解するのはここまで。この状態から車輪をもぎ取るようにすれば外すことができます。説明書にも記されている通り、ゴムタイヤの位置関係に注意して黒車輪を取り付けます。※ゴムタイヤに左右はありませんが、車体中央寄りに付けて下さい。
▲集電板は念のため新しいものに変えました。走行テストする際は必ず台車枠を装着して下さい。付けないと集電効率が不安定で、走行しない場合があります。
▲台車を装着!見た目が重厚な印象になりますね。
▲黒い台車というと私鉄では少数派になってしまいますが、主には東急が該当します。あとは国鉄/JRの一部ということになります。私鉄車両の多いグリーンマックス製品では黒台車を履いた車両が少数派ということもあって黒染め車輪が標準化されていません。当面はオプションパーツで対応となります。
▲最後に、あくまでもアタシの私物です。ちょっとイジッてますがクモヤ145の100番代(国鉄仕様)です。屋上に一体化モールドされていたJR無線アンテナを撤去しただけの軽加工ですが、80年代の国鉄末期に豊田電車区に配備されていた120番を再現しています。画像でお気付きの方もいらっしゃると思いますが、台車枠はGM製ではなくK社製だったり、TNカプラーだったりしています。また、床下機器は03mmのプラ板をかませて少し下げています。
そういえばクモヤはコアレスで生産していませんね。時期を見て再販できればと思います。
デハ!