2月号(12/21発売号)雑誌広告から

大山のGM本社より、広告も担当する営業企画の片桐がお送りします。

※土・日曜・祝日は
グリーンマックス本社および修理係は休業いたしております。
電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。

雑誌に掲載していただいている広告は現在、
直近の発売済み完成品を紹介しております。

今回は12/21発売の2月号各誌に使いました写真を
まとめてみました。

今回のメインは濃黄色の115系1000番台の3連です。
3連ということは上り神戸方先頭車はクモハであって、
1000番台ということは電動車には雪切室のルーバーが付く。
ということは当然新規に金型を彫らなければなりません。
かつて雪切室はインレタで表現していた時代もありましたが、
イマドキは体質改善工事の仕様もろとも彫刻します。
非常にいいカタチをしたボデーであり、これから原形車を
つくりたくなるくらい 笑

写真は山陽線の山岳区間を、車輪をゴロゴロ軋ませながら
行くシーンをイメージしましたが、
岡山地区にしては山が深すぎる感があります。
もっと山がなだらかで、ゆったりとした川の横を行くのが
山陽路東側のイメージですよね。
レンガ作りの酒蔵でもあればと思いました。

広告では使いませんでしたが、カッコよろしい
別角度をもう一枚。ああ115系乗りたいなぁ・・・

あ、今回から東海形前面は種別幕が光るようになりました。

 

今年2018年は阪和線からスカイブルーの電車が
ついに消えてしまいました。
このことについて語りだすと残業に突入してしまうので
やめておきましょう。

最後に残った羽衣線の2本のうち、
40N体質改善車だったクモハの2504以下3連。
製品名は「羽衣線・HL101編成タイプ」。
鳳の駅を出てすぐのカーブのイメージ。
単線と複線の架線柱の使い分けがポイントです。

一方こちらは「阪和線・HK603編成」。
高運転台の30N車3両と、40N車3両を、交互に組み合わせた
不思議で特徴的な編成です。
いかにも103系末期の阪和線らしい編成と言えましょう。
場所は和歌山からひと駅、紀伊中ノ島のイメージ。
クハの顔の右横にホームの屋根的なものが見えるのがおわかりでしょうか。
これはかつて当駅にあった旧和歌山線の廃ホームを模してみたもの。
予備知識もなく、なんとなしに雰囲気で降りた駅でしたが、
廃モノ好きにはたまらない場所でした。

 

「ウグイス・NS617編成」大和路線用の6連。
一次改良車(ユニットサッシで冷房改造車)のクハに
黒サッシの延命N40工事施行のユニット2個をくっつけた
いかにも関西の103系らしい組成です。
大和路線では201系転入後、最後に残った3本の103系のうちの
1本であります。河内堅上にこんな複線の直線があったかしら?
と撮影地を求め歩いた方は思うでしょうね。

 

今なお現役と書ける嬉しさ。

「ウグイス・NS407編成」。いま最も注目される路線、奈良線。
京都からほど近い、稲荷であるとか桃山あたりのイメージですが
(撮影のこと考えずに城陽行きにしちゃったから 笑)
ふと、あの辺に多い片側ポールの複線架線柱を
改造してつくってみました・・・が、イメージだけで
資料も見ずにぶっつけ本番で切り継いだため、
色んな「奈良線のへんな架線柱」が
ごちゃ混ぜになってしまいました。片持ち複線柱であれば
ビームの上下をひっくり返す必要はなかったみたい 汗
こんなことができるのもスチロール系樹脂のGM製架線柱ならではです。
少し大味ですが、その代わり改造用に最適なのです。

 

「名鉄3500系 機器更新車」
115系との関係上103系を先に紹介しましたが、
こちらの方が床下機器を新規で起こした都合上、
記事としての扱いは大きくなりました。
制御装置の更新や行先表示機のLED化等により、
外観が若干変化しています。
また製品的には今回の生産より床下機器が濃い目
(いままでより)のグレーに変更となっております。
これまでのライトグレーよりシャープな印象です。

 

「京急2100形更新車 KEIKYU BLUE SKY TREIN マークなし」

青い京急、ロゴなし・・・珍しい姿です。
広告塗装車などで稀にこういう単色姿を見ることがありますが、
大手私鉄のフラッグシップカーでは珍しいと思います。
元々のデザインの完成度が高いからこそ、
それほどの違和感もなく見られるのでしょう。
偶然ではありますが、
今月の広告の新製品はぜんぶ単色塗りなんですね。
今年の2月にこの姿で現れ、10月より「けいきゅん」の
装飾入りとなった模様。

 

最後に、こちらは再生産。
JR東日本の特急気動車、キハ110-300番代「秋田リレー号」。
前回生産分が大変好評であったことから
晴れて追加生産となりました。
前回生産時の広告のメインを飾った写真です。
田沢湖線の改軌工事に伴う運休による迂回特急として
北上線経由で秋田~北上間を結びました。
1996年のことです。もう22年も前になっちゃった。

今月は新規が7枚の撮影でした。
来月は正月休み明けがいきなり〆切です。
今から恐ろしいです (震え声)

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