関西圏最後の103系

商品管理部名野です。

本日は、もうすぐ発売のコチラの製品をご案内します。

<50609>JR103系(羽衣線・HL101編成タイプ)3両編成セット
<50610>JR103系(阪和線・HK603編成)6両編成セット
<50611>JR103系(関西形・ウグイス・NS617編成)6両編成セット
<50612>JR103系(関西形・ウグイス・NS407編成)4両編成セット

<50609>羽衣線・HL101編成タイプ

JR阪和線の支線、鳳―東羽衣駅間の専用列車として使用されていた、クモハ103-2504、モハ102-451、クハ103-192の3両からなる編成です。

以前からクロスポイントブランドでキットが発売されていましたが、今回は完成品での登場です。

HL101編成は、全車「体質改善40N」工事が施され、原型からは大きく姿を変えています。

体質改善40N車としては唯一のクモハ―モハの編成としても有名です。

前面ガラスにはワンマン対応であるマークを印刷済み。

向かって左下には、末期の実車通り車両番号が印刷されています。

側面窓の下には、ワンマン車用のスピーカーを印刷済み。

(写真だと見えにくいです)

また、クモハ103-2504は中間からの改造車で、前後でスカート形状が異なるのも再現しています。

 

<50610>阪和線・HK603編成

こちらは、103系の高運転台車両として最後まで残った編成です。

全車体質改善工事が施されていますが、屋根や窓回りが大きく変更された40N車と、ほぼ原形を保った30N車がちょうど半分ずつ、交互に連結されているのが特徴です。

同じ高運転台車ながら、2種類の形態が楽しめます。

交互に編成を組んでいるので、このように編成内で凸凹不揃いな形態になっています。

前面ガラスの車番は、こちらも同じくそれぞれの番号が印刷済み。

クハ103-804は、高運転台車ながら低運転台車のスカートが取り付けられているのもしっかり再現しています。

今回の製品は最末期仕様なため、女性専用車マークが付属ステッカーでは収録されていません。

そのため、この部分はあらかじめ印刷済みになっています。

 

<50611>関西形・ウグイス・NS617編成

大和路線などで使用されていた、奈良所属の103系として最後の6両編成となった車両です。

奈良地区で運用される103系としてはオーソドックスな形態で、先頭車は延命N工事で比較的原型の外見をとどめた車両、中間車は延命N40工事で黒色窓サッシに変更された車両で組まれています。

先頭車と中間車で、異なる窓サッシ色が混結されている形態が楽しめます。

先頭車は先の阪和線と同じく車番が入ります。

奈良地区は比較的早い段階から前面に車番を入れていました。

こちらも女性専用車マークが印刷済み。

阪和線とは表記が異なります。

 

<50612>関西形・ウグイス・NS407編成

最後は、まだ営業列車として活躍をしている編成です。

こちらも奈良地区標準の形態をしている4両編成です。

前面車番もそれぞれの番号が入ります。

先頭車はオリジナルの銀色サッシ、中間車は延命N40車なので黒サッシです。

同所に所属する4両の103系は残り数編成で、順次運用を離脱しています。

この編成も、2018年11月現在は活躍中ですが、いつ離脱してもおかしくない状況です。

 

もうまもなく関西圏から消滅してしまう103系。今回はそれぞれ特徴的な編成をモデル化しますので、最後のメモリアルセットとしていかがでしょうか。

103系関西形各種製品は、11月下旬ごろメーカー出荷予定です。

商品概要、スカイブルー各編成はコチラ。ウグイス各編成はコチラです。

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