修理部名野です。
阪急6000系製品の2種が、このたび新仕様でリニューアル再生産となります。
<30239>阪急6000系宝塚線6013編成 8両編成セット
<30240>阪急6000系神戸線6050編成 8両編成セット
基本仕様は以前発売しました同名製品に準じますが、今回品は最近の標準仕様の「コアレスモーター動力」と「電球色LEDヘッドライト」を搭載してのリニューアルとなります。
30239 宝塚線6013編成(旧品番は4269)
阪急の8両貫通編成としてはオーソドックス車両構成で、全車形態が揃っています。
殆どの6000系8両編成の標準形態ですが、この6013編成は先頭車の乗務員扉後ろの窓が開いていないのが特徴です。
登場時は全車この形態でしたが、大半が後に窓を設置したため、現在では希少車になっています。
また実車と同じく、梅田方と宝塚方で連結器の形状を作り分けもしています。
<30240>神戸線6050編成(旧品番4270)
こちらは6000系としてはかなり異色な編成で、中間車6両が全て7000系で構成されています。
また、7000系の中間車でも屋根上のクーラー配置が2種類混在しています。
製品もこの差を作り分け。
先頭車は6000系のクーラー配置なので、ひとつの編成の中で3種類のクーラー配置が見られます。
クーラー配置の違う車両は、連結面の扉窓のサイズも異なります。
6000系と7000系の間では、相互に編成の組み替えが多く、ひとつの編成内で形態の違う車両が混ざるのが模型的に見ても面白いところです。
そしてこの6050編成最大の特長は、先頭車にあります。
形式こそ6000系を名乗ってはいますが、元をたどると同一車体で別形式、試作要素の強い2200系の先頭車で、梅田方先頭車にパンタグラフがありません。
そのためパンタグラフ配置が通常の編成と違い簡単に識別できて人気のある編成で、一時期社紋などが旧仕様になっていたこともあります。
阪急6000系の中でもちょっと変わりダネな編成2種、コアレスモーター動力でのリニューアル発売は今月末の予定です。