本社・営業企画部の牛久保です。
今回は再生産のストラクチャー「商業ビル3F(4棟入り)」を紹介します。
▲写真は組立・塗装例です。
※製品は未塗装ストラクチャーキットとなっています。
▲製品のパーツ構成
※プラモデルのような状態で商業ビル3Fの4棟分のパーツが入っています。
▲ビルの両側面、背面、屋上、ベース部、看板、クーリングタワー、搭屋などは
共通パーツとして同じランナー枠が4枚含まれています。
▲ビル正面は4種類の形状が1つずつ入っており、
ビルの側面、背面、屋上、ベース部と組み合わせます。
▲図は4棟並べた状態で上から見たもの。
1棟の大きさは幅45mm×奥行75mm×高さ(最大)約110mm
☆ご覧頂いたように、未塗装の組み立てキットなので、
塗装や看板、ポスターに凝ることでいろいろなテナントに応用できるはずです。
☆このキットが発売された1980年代は「商業ビル」をデコレーションするための看板やポスターなどはキット付属のステッカーに頼るしかありませんでしたが、実在する社名や、商品名をステッカーとして同梱することが難しくなってきたこともあり、どこかで見たような・・・しかし1文字違いだったりする内容とせざるを得ない事情もありました。
現在では、デジカメ・スマホで撮った画像を小加工したり、
簡単なデザイン系のソフトで文字や模様を作り出すことはそう難しくなく、
ラベル紙に印刷すればオリジナルのリアルなステッカーを容易に作ることができる時代です。
ぜひ、街中は模型化へのヒントがあふれています。
じっくり観察・記録してオリジナリティーあふれる商業ビルを作ってください。
<2157>商業ビル3F(4棟入り)・・・¥2,300―
「各販売店で予約を受付けております。確実に購入したい場合は、ご予約をおすすめ致します。」
「なお、販売店により予約締切日などが異なりますので、詳細は各販売店にお問い合わせ下さい。」
最後に、ちょっと懐かしい過去のパッケージ2種を紹介します。
(いずれも過去の製品なので、メーカー在庫はありませんが、ひょっとしたら近所の鉄道模型専門店の棚に眠っているかも?)
▲発売初期のパッケージです。
製品を配置した街並みに時代を感じさせる車両がひしめいています。
左端に見切れている看板には「’64オリンピック」とありますので
パーケージアートは1964年(昭和39年)の東京オリンピックをまじかに控えた風景なのかもしれません。
☆2020年には再び東京にオリンピックが帰ってきますが、その時には街中には
どんな風景が広がっているのでしょうか?
▲パッケージがリニューアルされたもの。
製品内容がダイレクトに伝わるように組立・塗装例が大きく掲載されています。
また、初期のボックスアートも縮小版ながら再録されています。
☆時代の変化ともにボックスアートもパッケージの共通化で無くなりつつありますが、
中身は最初に発売したころの夢がいっぱい詰まったキットのままですので、
ぜひ現代の工作・塗装の技術や技法・材料で素晴らしい作品を作ってください。