【イベント情報】第57回 静岡ホビーショー(レポート) 

■本社・営業企画部の牛久保です。

今回は、先日開催された第57回静岡ホビーショーのグリーンマックス・ブースの様子を紹介します。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ブースにいらした皆さんへの説明や対応で至らぬ点についてはご容赦願います。

質問に適切に回答、説明できなかったものについては今後ブログなどで
発信していきたいと思っています。

また、遠方でお越しいただけなかった皆様へは、簡単ではありますが、
ブースの様子をご覧願いたいと思います。

▲ミニレイアウトを走る「静岡鉄道A3000形」

静岡ホビーショー開催地の地元の鉄道ということに加え、
コアレスモーター動力ユニット搭載で低速でもスムーズで静かな走行と、
行先表示部とヘッド・テールライトが光る様子が
業者招待日・一般公開日ともに多くの方の注目を集めていました。

☆静岡鉄道A3000形(ナチュラルグリーン)が6月、
静岡鉄道A3000形(ブリリアントオレンジイエロー)が7月に発売予定です。

▲ストラクチャー、キット、パーツ展示
☆着色済みトラス橋/<発売中>
→ロングセラーのストラクチャ―であるトラス橋を着色済みキットとしたもの。
多数の部品を組み合わせてトラス構造とすることで、
しっかりした強度の橋を組み立てることができます。
組立キットですので、異なる形状の橋に改造しても面白そうです。

☆着色済みエコノミーキット/<7月以降順次発売予定>
→長年親しまれてきたエコノミーキットの中でも最古参キットの客車・電車を
塗装済みキットとしたもの。
車体は車体色に合わせた成形色とし、さらに「塗装」済みとしています
屋根はダークグレーの成形色で、銀色の屋根となる車両の場合は銀色に塗装済み。
別売だったガーランドベンチレーターをグレー成形色として同梱。

塗装をしたことが無い方、塗装が苦手な方、吹き付け塗装する作業環境が無い方向けの
着色済みキットとしてシリーズ展開しています。
※従来の未塗装キットも継続して販売いたします。

 

☆交流機器パーツ(緑色・白色)/9月発売予定
→発売中のJR817系、E653系に搭載されている屋上機器パーツを
一般流通品として製品化。成形色は白、緑色の2種。
従来、碍子(ガイシ)部へ着色する際、塗料を筆塗りすると、碍子の凹みに塗料が溜まってしまい
ぼてっとした感じになりがちでしたが、この製品を使えばすっきりとした碍子となります。
JR817系、E653系以外の交流車、交直両用車の屋上ディテールアップにご活用ください。

☆中間連結部ジャンパ管パーツ/
→中間車の台車に取り付けて車両間のジャンパ管を再現するパーツです。
車両の片側の台車に取り付けることで、連結する方向が簡単にわかるようになります。
また、ジャンパ管を付けたままで車両ケースに収納することができます。
完成品のトレーラー台車(取り付け穴付き)に取り付け可能です。
成形色は黒、グレーの2種

※小売店での店頭販売開始は5/16頃の予定です。

▲新製品の試作品展示(1)

写真左上から時計回りで、
☆近鉄3220系(KYOTO-NARAラッピング )
⇒実車登場当時は、その繊細なラッピングを模型で再現することは困難で、長年製品化が見送られてきましたが、印刷技術の向上により高精細なラッピングデザインの再現が可能となり、ついに模型化が決定されました。製品化を待っていた近鉄ファンの皆さんからは絶賛の声をたくさんいただきました。

※小売店での店頭販売開始は5/19頃の予定です。
☆近鉄22000系ACE(リニューアル車)/<8月発売予定>
⇒実車はリニューアルにより喫煙室や荷物室が設置され、窓配置が変更されましたが、
模型では窓配置変更の再現だけでなく、新規金型により先頭車(ク、モ)の長さの違いも忠実に再現します。また、ライトユニットもヘッド・テールライトに加え、前面方向幕と標識種別通過灯も明るく点灯します。
※多くの質問が寄せられたのが、「他社製品との連結」についてでした。
⇒オプション対応として別売の「TOMIX №JC-25 TNカプラー密連型[電連付]グレー」を先頭車に装着可能です。グリーンマックスから発売中の近鉄特急車各種をはじめ、他社のビスタEXなどとの併結運転が楽しめます。

☆JRキハ110形 200番代・前期形/9、10月発売予定 ※予約受付中
⇒すでに製品化した「キハ110形 200番代」との主な違いは実車の車体長が25cm短いことが特徴です。その特徴をしっかり再現するため車体を新規金型で製品化します。
来場者からは「言われないとわからないような違いもしっかり再現してすごい!」といた声を多数いただきました。

「各販売店で予約を受付けております。確実に購入したい場合は、ご予約をおすすめ致します。」

「なお、販売店により予約締切日などが異なりますので、詳細は各販売店にお問い合わせ下さい。」
☆京王5000系(京王ライナー)/5月発売予定
⇒今までもSNSや各イベントで紹介してきましたが、座席指定列車「京王ライナー」としての運用開始とともにさらに実車の知名度も上がり、模型製品に対する視線も多く注がれるようになりました。
とくに4つのLEDを実装したライト基板と、複数の導光材(プリズム)+遮光印刷により実車同様のリアルなライト点灯(ヘッドライト上のライン状に並んだLEDライト)を再現したところに注目が集まりました。

 


▲新製品の試作品展示(2)
写真左上から時計回りで、
☆近鉄21020系アーバンライナーnext
(近鉄特急運転開始70周年ロゴ付き)/
⇒アニバーサリーイヤーを記念したセット。 スリーブと車両ケース色もスペシャル仕様です。
ロゴの無いノーマル仕様も同時発売です。
※小売店での店頭販売開始は5/15頃の予定です。

☆京阪3000系(快速特急「洛楽」)/7月発売予定
⇒5つのLEDを搭載したライト基板と、リアルなライト点灯状態に注目が集まりました。

☆西武2000系(LAIMOラッピング)/7月発売予定
⇒西武鉄道と台湾鉄路管理局の沿線観光地を紹介するデザインのラッピング電車です。
LAIMO(ライモ)は台湾で人気のキャラクターで、業者招待日に来場された海外メディアが
「なぜLAIMOが日本の電車に?」と驚かれる場面が何度もありました。
LAIMOは日本では知名度が少し低いキャラクターですが、これから日本でブレークしたら
貴重なラッピング電車の模型となりそうです。

☆展示車両の周りを2種類の車両を走行させました。

①JR103系「OSAKA POWER LOOP」/ 発売済
微細な文字やグラデーション表現などを伴うラッピング車両のデザイン表現に欠かせない印刷技術の向上により、近年高精細な印刷が可能となりました。今回はラッピング車両の製品代表としてJR103系「OSAKA POWER LOOP」を走行させました。国内はもとより海外メディアからも熱い視線が寄せられました。

②小田急3000系1次車インペリアルブルー帯+小田急8000系更新車/発売済
小田急の通勤車は異なる系列の車両が併結運転することが特徴で、模型でも様々な系列の組み合わせを楽しめます。また、グリーンマックスでは時代や、製造年次による車両形態の違いを的確に表現し製品化しています。そうしたこだわりを見ていただくため「小田急3000系1次車インペリアルブルー帯+小田急8000系更新車」を走行させました。
10両フル編成でメーカー規格勾配を低速でも安定した登坂・走行できることをご覧いただきました。

▲コアレスモーター動力ユニットの紹介コーナー/
グリーンマックス完成品に搭載され好評の動力ユニットの紹介コーナーです。
従来動力との交換や、キットへの組込み、他社車両への組込みなど
多用途に対応するため動力ユニットも単品で各種発売中です。

⇒まだまだ、コアレス動力ユニットの特長や優れた走行特性など
知らない方も多いようで、「初めてコアレスモーターの仕組みを知った。」
「超スロー走行でもスムーズで安定している!」「走行音が静か」・・・
といった声を多くいただきました。

※4/21より発売中の月刊鉄道模型誌「RM MODELS 274号(2018年6月号)」に
「グリーンマックス コアレスモーター動力ユニットを使いこなす」と題して
8ページにわたり必見の特集が組まれています。
動力ユニット、動力台車枠・床下機器セットの製品紹介だけでなく、
具体的に動力ユニットの組み立て方、組込み方を写真入りでわかりやすく解説されています。
特にイベントで質問の多い、従来の2モーター動力ユニットとの交換方法や、他社製品(鉄コレなど)への組込み方法など詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。

 

▲ポスター(1)

静岡ホビーショー会場での先行発表2品
①JR九州BEC819系(DENCHA)/12月発売予定・価格未定
☆非電化区間へも直通できるように大型蓄電池を積んだハイブリットカーを
製品化します。ベースとなったJR817系との差異を再現する予定で、行先表示も点灯式となります。
※商品の詳細仕様、価格は確定しだいあらためて新製品情報として配信します。

②西武6000系アルミ車/2019年発売予定・価格未定
☆既存のグリーンマックス製品はステンレス車で戸袋窓、車体屋根・側面のビートがありましたが、
今回製品化発表したものは「戸袋窓無し、ビート無し」のアルミ車体を新規金型で作成します。
こちらも行先表示が点灯式になります。
※商品の詳細仕様、価格は確定しだいあらためて新製品情報として配信します。


▲ポスター(2)
① JRキハ111 200番代初期車
②近鉄22000系ACEリニューアル車
③静岡鉄道A3000形(ナチュラルグリーン、ブリリアントオレンジイエロー)

▲ポスター(3)
①近鉄22000系ACEリニューアル車
②東急2020系&6020系

いかがでしたでしょうか?
静岡ホビーショーは、通常の鉄道模型イベントではなく、
さまざまなジャンルの模型が一堂に会するイベントなので、
鉄道模型をあまり知らない方もいらっしゃりましたが、
多数の方々にたいへん興味を持っていただくことができました。

最後に、静岡ホビーショー・グリーンマックスブースにお越しのご来場者の皆様へ
厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

Comments are closed.