京阪3000系~COMFORT SALOON~

修理部名野です。

今日は、ライトユニットのリニューアルで注目を浴びてるコチラの品。

<30734>京阪3000系(快速特急「洛楽」)8両編成セット
<30735>京阪3000系(京阪特急)8両編成セット
<30736>京阪3000系(京阪特急)基本4両編成セット
<30737>京阪3000系(京阪特急)増結用中間車4両セット

京阪3000系のちょっとしたコダワリポイントをお伝えします。

ライトや前面ディスプレイ部分の点灯具合は既にお伝えしている通りですが、

消灯している状態にも、注目ポイントがあります。

実車は前面の液晶ディスプレイ部の改造を受ける少し前に、ヘッドライトがLED式に交換されています。

登場時のライトがLED式に改造されている車両は近年各所で増加していて、京阪3000系も現在改造されています。

この改造が施された車両の特長として、元のライト形状を残したまま、その中にLEDの発行素子を並べたユニットを取り付けしているため、発行箇所の形状と取り付け部の形状が一致していません。

京阪3000系の場合は、3連に並んだライトの丸穴の中に四角いLEDユニットがあり、ライト消灯時にこのLED素子のツブが目立ちます。

消灯時の製品画像

今回生産の製品もこの意匠が再現できるよう、部品構成を工夫しています。

前面ガラスの裏側に元ライトの丸穴を彫刻し、ライトユニットとプリズムを四角く設計し、プリズム先端には極小のツブ彫刻を施してあります。

こうすることにより、実車のような「丸いライトの中に四角いツブのLEDが設置されている」イメージをスケールダウンして表現しま した。

また、従来のライトユニットでは、テールライトと標識灯は同じ個所が点灯するプリズム構造をしていたため、ヘッド・テールそれぞれで若干の光漏れが発生してしまっていました。

今回品は、ヘッドとテールライトのプリズムは完全に分離されたうえ、下側のプリズムは標識灯の黄色と、テールライトの赤色の2色点灯するようにしていますので、光漏れもなく、綺麗に点灯します。

ここも、今回設計担当者が苦心した個所です。

ライトユニット周りに大注目の京阪3000系

ラインナップは先に記載しました4種類。

<30734>「洛楽」と<30735>「京阪特急」の8両セットはどちらも車番印刷済み。

基本<30736>と増結<30737>の4両ずつに分割した「鳩マーク」の「京阪特急」セットは車番選択式となっています。

それぞれご好評のため、販売店様への受注期間をほんの少しだけですが延長しました。

京阪3000系は再生産ごとにすぐ完売してしまう人気商品ですので、お買い逃がしのないよう、是非ご予約ください。

 

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