皆様こんにちは、今回は本日発表の新製品「京急新1000形ステンレス車SRアンテナ付き」、何が違うの?というお声が多そうですので細かい部分の違いについて、ご案内します。
発売中の製品にSRアンテナパーツをつけただけじゃないの?と思われている方も多いかと思いますが、今回の製品、今後の京急車両の標準になっていくSRアンテナ付きの姿を再現するため細かい違いではありますが屋根を新規金型で作り分けしています。
大きく分けて新1000形ステンレス車ではSRアンテナを台座を介して取り付けしている編成と屋根に直接取り付けしている編成があります。
まずは台座があるタイプの実車写真です。写真のようにもともとビードがある部分に台座を設置してSRアンテナを取り付けしています。
いかにも増設したイメージですね。現在発売中の製品と同じ形態の屋根にアンテナ台座を増設したタイプです。
【Aタイプ】
<30580> 京急新1000形ステンレス車(SRアンテナ付き・台座有り・1457+1489編成)8両編成セット(動力付き)はこちらの屋根が取り付けされます。
4両編成は現段階でSRアンテナ付きの編成が少ないため、車番を印刷済みとしています。
続いては…
<30579>京急新1000形ステンレス車(SRアンテナ付き・台座無し)8両編成セット(動力付き)に取り付けされる屋根をご紹介します。
【Bタイプ】
こちらがその屋根で、製造時からSRアンテナの取り付け準備工事がされており、ビードがアンテナ設置部分を避けた形状になっています。また、誘導無線アンテナからの配管は屋根の内部構造が変更されている関係で、ビードを2本避けて屋根に潜り込んでいるのが特徴です。
このタイプは8両編成では少数派につき、製品では1161編成の車番が印刷済になります。
そして最後は…。
上記のタイプの台座有りタイプです。
【Cタイプ】
クロスポイント製品として発売される<10407>京急新1000形ステンレス車(SRアンテナ付き・台座有り)8両編成セット(動力付き)にはこちらが取り付けされます。
一見4両編成と同じに見えますが、誘導無線アンテナからの配管の幅がビード2本分広いのが特徴です。
こちらのタイプは8両編成では多数派ですのでクロスポイント製品は車番選択式としています。
また、いずれの製品も屋根・台座とSRアンテナで異なる色調を再現するためダークグレー成形のSRアンテナパーツが付属します。
参考までに【Aタイプ】の形態でアンテナが準備工事または最初から搭載されて出てきたタイプを【Dタイプ】としますが、今回発表の製品では【D】の形態はないため省略させていただきます。
基本的な製品仕様としては新1000形ステンレス車では初となる高輝度電球色LEDを使用したヘッドライト、コアレス動力ユニット、新集電台車(床)という最近の完成品モデル標準仕様です。
少しマニアックな製品ですが、お手元にいかがでしょうか?
確実に入手されたい方はご予約をおすすめします。
それでは~。