【テストショット緊急公開!】キハ110系200番代

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本社スタッフの柴田です。

本日は、8月以降に新発売予定のJR東日本・キハ110系200番代の未塗装テストショットを入手しましたので、一挙公開しちゃいます。

テストショットを公開します! 右より、キハ110-200、キハ111-200、キハ112-200です。

キハ110系は、JR東日本のローカル線でキハ58系等の気動車にかえて、サービス改善を図るため開発・投入された気動車です。
1990年に試作車が登場以降、北上線・釜石線はじめ活躍範囲を広げつつ、車体長や運転台のバリエーションを増やし、現在も各線区の輸送を担っています。

200番代は1993年より八高線のほか、羽越本線、磐越西線、飯山線、陸羽東線、陸羽西線、米坂線で活躍をはじめました。
100番代車との違いは、客扉がプラグドア式から引き戸式に変更され、ステップ高さも下げられていることです。
その中でも現在八高線で活躍する車両は、電気連結器が2段に改められ、側面行先表示がLED表示となっているのが特徴です。

今回は、八高線で活躍する高崎車両センター所属の200番代車である両運転台のキハ110形、片運転台車のキハ111形+キハ112形を塗装・印刷済み完成品として製品化いたします。

キハ110形はドア上雨樋が乗務員扉上まで延長された221番以降を、キハ111形+キハ112形は同じ特徴の204番以降をそれぞれプロトタイプに選択。
白にグリーンのアクセントをまとった標準色のほかに、以前活躍していたキハ38形をイメージしたクリーム/赤帯のリバイバルカラーのキハ111-204+キハ112-204も製品化いたします。

キハ110形200番代です

キハ111形200番代です

キハ111形200番代とコンビを組むキハ112形200番代です

現在までに決まっている仕様をご紹介します。

種別幕・車両番号・JRマーク・所属表記・ATS表記・エンド表記は印刷済みです。

前面ガラスワイパーは印刷にて表現されます。

クーラー・ダクト・マフラーは一体彫刻表現。 列車無線アンテナ・信号炎管はユーザ取り付け。ベンチレーターは取り付け済みとなります。

前灯・尾灯は電球色LEDで明るく点灯します。

動力はご好評いただいておりますコアレスモーター採用の新動力ユニットとなります。

ボディマウント式カプラーは、前頭部はTOMIX様TNカプラー・JC25を加工のうえ、取り付けが可能となっています。
中間連結部は、カプラーポケット取り付けタイプのみの対応となります。

室内灯は、TOMIX様のLC(電球色・白色) 幅狭タイプに対応します。

キハ111-200の前頭部です。下廻りを引き締める、複雑な形状のスカート・電気連結器は専用金型で新規製作しています。渡り板も別パーツ再現となります。

キハ111-200です。100番代車との相違点である、引き戸化された客扉、位置が下げられたステップも再現しています。ドア上雨樋が乗務員扉上まで延長された204番以降がプロトタイプです。

<30543> JRキハ111/112形(200番代・八高線リバイバルカラー)基本2両編成セット(動力付き)  ¥13,200(本体価格)

<30544> JRキハ111/112形(200番代・八高線リバイバルカラー)増結2両編成セット(動力無し)  ¥10,900(本体価格)
<30545> JRキハ110形(200番代・八高線)2両編成セット(動力付き)  ¥13,800(本体価格)
<30546> JRキハ111/112形(200番代・八高線)基本2両編成セット(動力付き)  ¥13,500(本体価格)
<30547> JRキハ111/112形(200番代・八高線)増結2両編成セット(動力無し)  ¥11,000(本体価格)
※<30543>と<30544>は同一車番となります

そのほかの詳しい仕様は「製品化決定速報」をご覧ください。

八高線といえば、以前は高崎~八王子間をキハ35系などの通勤型気動車がのんびりと走っていたローカル線でした。
そのキハ35系グループがさすがに老朽化してきたので、1993年に登場したのが、キハ110系200番代です。

1996年に高麗川~八王子間電化が電化してからは、運行系統が分離された高麗川~高崎(倉賀野)間の非電化区間近代化に貢献しました。
柴田が最初に乗ったときには、その加速性能の差に思わずのけぞりましたよ。

いかがでしたか?
JR東日本様監修が済んだばかりの、出来立てほやほやのテストショットでした。
製品化までにはさらなる改修を重ね、ハイクオリティに仕上げてゆきますので、ご期待ください!

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