今回は細部を見ていきましょう。
※写真は全て試作品です。一部実際の製品仕様とは異なります。
正面から見ると、仮部品のせいで1~2次車のように見えますね・・・
それもそのはず。
クヤ31形は、3000形の2次車とほぼ同時期に製造されていて、
3次車以降とは車体裾の形状に若干違いがあり、折れ線が入っています。
製品でもこの違い、再現しました。
微妙な違いなので、写真でも目を凝らさないとわかりにくいのが難点。
ここは、製品化するにあたってのコダワリポイントです。
連結面は、このように。
ハシゴや配管は一体形状ですが、くっきり彫刻してあります。
※製品の連結面はドローバーホルダーが標準で取り付け済みとなり、連結は1000形製品に付属のドローバーで行います。
側面ガラスも専用品。
後半部分は全く窓がない特徴的な配置をしています。
クーラーも新規。
実車は、旧4000形とほぼ同様な形状をしています。
5000形などが搭載していたクーラーと似てますが、やや大きいです。
京成3150形用のクーラーが、5000形に搭載されていたものとほぼ同形状。
製品でも、こうして並べると大きさの違いがわかります。
検測機器は別パーツになっています。
サーチライト類の点灯こそ対応していませんが、繊細な彫刻部品です。
中央に角度がついて取り付けられているのは、架線観測用のカメラ。
パンタとの位置関係は、このように。
実物はこんな形状。
しっかりパンタの方を向いてます。
また、今回検測用パンタのパーツも新たに部品を作り起こし。
通常とはちがう、特徴的なすり板形状になっています。
さて、ざっとご紹介していきました小田急クヤ31形。
販売店様の製品受注締切が7/27(月)と、通常より短くなっています。
購入を検討されている方はお早めにどうぞ!