毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
遡ること8年前、「数量限定」と銘打って発売しました「JR103系3500番代播但線」があったのをご存知でしょうか?
▲播但線で活躍する103系はワインレッドに塗装されたM’+Mを1ユニットとした個性的な編成。
最近ではラッピング電車で活躍しています。
当時、数量限定で発売したもので、やはり人気の車種で基本セットはおかげさまで在庫ゼロ!
先にも言いましたように、数量限定ですので再生産はございません。
しかし・・・
増結セットはすこ~しだけですが、在庫を見つけちゃいました!
ではここで「増結2両編成セット」についてご案内いたします。
▲播但線特有の編成で、クモハ102という形式があります。基本セットの方にはクモハ102でトイレが付いていますが、増結セットでは付かない方になります(訂正箇所)。製品は車番を車両マークで再現する仕様になっています。
▲クモハ103は見てのとおり、パンタ台座が彫刻された独特の屋根を持っていますが、これは霜取りパンタの準備工事です。
さて、本製品は増結用編成です。よって動力が付いていません。
ではこの増結セットをどうにかして走らせるようにすれば・・・そう思う方もいらっしゃいますよね?
▲クモハ103の床下はこんなふうになっています。云ってしまえば関西形103系シリーズやEVOシリーズの床下台車セットと同じ構造です。
ん?EVOの下回りと同じ?
そこにピンとキタ方はご名答!
▲EVOシリーズの基本4両用床下台車セットには動力ユニットが付属します。(この際、のこりのトレーラーはさておいて・・・)今現在動力ユニットの一般流通品はこれのみです。しかも103系用の床下機器カバーパーツまで付帯しているのだから無加工で取り付けOKと。
▲パンタが写っていますが、播但線の製品は発売が8年前。パンタグラフは当時標準装備だった旧仕様のもので、パンタの台枠下に板バネを挟むアレです。
EVO床下セットにパンタが付属しますので、現行品に交換することも可能です。
▲播但線に使用するスカートは専用部品です。この播但線の製品でしか使用しない貴重な部品ですので、破損しないように慎重に扱います。
で、動力車に取り付けます。なお、もともと増結用セットだったため本来はアーノルドカプラー標準装備にしたいところですが、動力ユニットのカプラーポケットの形状がトレーラー車用と異なるため、使用できません。
ですのでここはダミーカプラーに置き換えてしまいます。
さて、播但線の商品がまだちょっとだけメーカー在庫が残っていること、あまり皆さんご存じないでしょう?
増結セットでも工夫次第で自走可能にできる製品ですので、「なんだ、あるなら欲しいゾ!」という方は是非、行きつけの小売店様でご注文ください。
あと、自走させるならEVO下回りセット(基本4両用/動力付きのほう)もご用意ください。
それからライト点灯化までご検討される方はこのほか集電板と、ライトユニット(品番:6518 ライトユニットR)をお求めください。
なんだかモノ要りですが・・・
▲2013年版のカタログにも掲載はしていますが、ご覧のように基本セットは既に品切れです。また、編成内容は増結セットの特性上、図のようになっております。(追記箇所)
▲何せ在庫品ですのでパッケージも当時のまま。お値段はメーカー小売希望価格¥9,000-(本体価格)です。あくまでも数量限定品です。次回生産のない製品ですのでご注意願います。
デハ!