アドバイザーの牛久保です。EVOシリーズ・国鉄(JR)103系キットの組立の続きです。
今回は、側面ガラスのツメの加工について解説します。
▲組立説明書の「2 車体の組み立て前のパーツ加工の④側面ガラスを切り落とす」の項に沿って解説します。
▲このキットはグリーンマックス製の下回り(シート+床板+台車)との
組み合わせに対応するだけでなく、
他社の下回りとの組み合わせにも
対応できるような構造となっています。
そこで重要な役目を持つのが
側面ガラスの下辺についているツメ(多数の突起)です。
ツメは下回りの固定と、車体高さの位置決めの役目を行います。
▲組み合わせる下回りによって切り落とすツメの位置が異なります。
組立説明書を熟読の上で、不要となるツメ部分に
油性マーカーなどで印をつけておき、
必要なツメを誤って切り落とさないようにします。
▲切り落とすツメに油性マーカーで印をつけ終えた状態。
▲不要なツメは、プラスチック用のニッパーで切り落とします。
この時、中途半端な切り残しがないように注意します。
▲グリーンマックス製の動力ユニットと組み合わせる場合のツメの加工例
注)トレーラー車の場合は、カットするツメが異なりますので、ご注意願います。
▲TOMYTEC製(鉄道コレクション)の
動力ユニット・トレーラー車と組み合わせる場合の加工例/
注)TOMYTEC製(鉄道コレクション)のトレーラー車については
103系用の下回りだけの分売設定はありません。
▲KATO製の動力車に組み合わせる場合のツメの加工例/
注)トレーラー車の場合は、カットするツメが異なりますので、ご注意願います。
▲ちなみにTOMIX製の動力ユニット、トレーラー車との
組み合わせについては、グリーンマックス製の動力ユニット車、
トレーラー車と同様のツメ位置で組み合わせ対応できます。
注)TOMIX製のトレーラー車については
103系用の下回りだけの分売設定はありません。
▲ちなみにグリーンマックス製の下回りは4種類がラインナップされていますので、
車体キットと合わせて購入を検討されてはいかがですか?
<7501>床下台車セット 冷房車 基本4両用(動力付き) \6,800(本体)
<7502>床下台車セット 冷房車 基本4両用(動力無し) \3,700(本体)
<7503>床下台車セット 冷房車 先頭車2両用(動力無し) \2,200(本体)
<7504>床下台車セット 冷房車 中間車2両用(動力無し) \2,300(本体)
※<7501>と<7502>は「クハ103+モハ102+モハ103+クハ103」だけでなく、
「クモハ103+モハ103+サハ103+クハ103」用としても利用できます。
※<7503>は「クハ103」だけでなく、「サハ103」用としても利用できます。
※<7504>は「モハ103+モハ102」だけでなく、「クモハ103+モハ102」用としても
利用いただけます。ただし、このセットにはダミーカプラーは付属しません。
※<7501>、<7502>、<7504>にはパンタグラフPS16Nがそれぞれ1つ付属します。
<続く>