こんにちは、ナゴヤ大須店の竹内です。
本日も車両工作教室を開催中です。
名古屋地域の方にはおなじみの名鉄3100系を未塗装キットを使用して、
塗装から組立までを丁寧にお教えしています。
来月以降も開催予定ですので、
皆様のご参加をお待ちしております。
本日はこちら。
先日発売となりました119系0番台に関連して、
119系の登場から最後までを追ってみましょう。
1982年にそれまで飯田線で運用されていた
旧型国電を置き換えるために登場した119系。
当初は水色(青22号)に淡灰色(灰色9号)の外装で登場。
2両編成とこれにクモハを加えた3両編成で組成されました。
(画像・4468 国鉄119系 飯田線
3輌編成セット(動力付き) ¥14,200-(本体)2両のみ使用)
3両編成の中間に収まっていたクモハは後に両運転台化。
100番台を名乗るようになります。
(画像・4467 クモハ119-100 飯田線
1両単品(動力付き) ¥8,200-(本体))
1986年、2両編成8本を静岡地区にて「するがシャトル」として運用開始。
専用の塗装と、
国鉄時代の車両では多く採用されている
AU75系集中冷房機を装備しました(それまでは非冷房)。
(画像 4661 JR119系0番台 するがシャトル
2両編成セット(動力付き) ¥13,000-(本体))
しかし他形式との性能の違いから、2年余りで運用から外れています。
この間に国鉄民営化をはさみJR東海となります。
「するがシャトル」とならなかった編成は
1989年から211系5000番台と同じタイプの分散型冷房、AU711を装備。
車番も変更され、元の番号から+5000されています(100番台→5100番台)。
また車体外装もクリーム色地に緑とオレンジの湘南帯の東海色となりました。
(画像 4007 JR119系5100番代
2両編成セット(動力付き) ¥13,800-(本体))
この後はワンマン運転対応改造(5300番台登場)のほか
大きな動きは無かったのですが、2011年。
313系・213系5000番台の転入・導入が開始されます。
これにより119系の運用離脱が開始。
2012年3月までで全車が営業運転終了。
末期には登場当時の塗色を再現した編成も登場しました。
(画像 4127 JR119系5000番代
リバイバルカラー 2両編成セット(動力付き) ¥12,800-(本体))
運用終了した編成は全車が廃車・・・とはならず。
ワンマン運転対応の5300番台が福井・えちぜん鉄道へ譲渡。
VVVF制御化・運転台高さの変更など改造を受け、
MC7000形として現在運用されています。
姿かたちこそ変わりましたが、119系は今も生きています。
さて、今回は119系のお話をお送りしました。
今回ご案内に使用した製品は先日発売の「するがシャトル」を除いて
店頭在庫のみ、もしくは残り僅かとなります。
手に入れたい方はお早めに。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。