★★★車両に付いた「ほこり」の除去方法

アドバイザーの牛久保です。今回は車両のメンテナンスについて紹介します。

▲車両ケースから出して長期間飾っていたり、

レンタルレイアウトなどで長時間走らせたりすると、
車体に「ほこり」が付着してしまうことがあります。
「車両はどうやって掃除するのですか?」といった
問い合わせ・質問が時々ありますが、
皆さんはどのように掃除していますか?

▲イベントや展示会などで数日間走らせていると、
想像以上に屋根上にほこりやゴミが付着します。

▲屋上機器が多数ついている屋根は
布で拭くわけにもいかないので
掃除の方法に苦労している人も多いのではないかと思います。

「ほこりを吹き飛ばしたい!」というと、
OA機器などを掃除する際に使われるスプレー缶タイプの
「エアーダスター」を使いたくなりますが、
吹き出すエアーの勢いが強すぎて、
ほこりだけでなく微細な部品までも
飛んで行ってしまう恐れがあります。

▲私はほこりの除去には「習字用の毛筆」を使っています。
太筆の毛を根元までほぐして毛足を柔らかくすることで、
微細な部品に余計な力をかけずにほこりを払うことができます。

▲柄の端を軽く持って払います。
「フー」と息をかけながら作業すると良いでしょう。

▲塗装前のほこり除去にも便利です。


▲ちなみにカメラ機材の手入れに使う「ブロワ―」を使うと、
適度な勢いの空気を吹き付けられます。
ハケが付属しているものであれば、
ハケを使ってほこりを直接払うこともできます。

▲左側がほこりを払った状態、右が掃除前の状態です。
屋根のビート(直線状の凹凸部)の間のほこりも
きれいに除去されているのが分かります。

ちょっとした手間ではありますが、
展示や走行の後は手際よくほこりを払って
きれいな状態で保管してはいかがですか?

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