こんにちは。本社の豊田です。
先ごろ発表させていただきました「ナックルカプラー」ですが、おかげさまで初回受注にたいへん多くのご注文をいただき、ありがとうございました。
企画担当者としても予想外の反響に驚いたしだいです。
長さが3サイズありますが、用途がいまひとつ不案内かと反省する部分もありますので、チョットだけおさらいしておきます。
グリーンマックス製完成品車両の多くは、動力車に「短」、トレーラー車に「長」のアーノルドカプラーを標準装備しています。
それに倣って「ナックルカプラー」を取り付けてみますと・・・
こんな具合になります。
これを実際に連結してみますと・・・
アーノルドカプラーに比べて若干、連結面間隔が短くなりますが、トレーラー車側(左)はやや「ナックルカプラー」が飛び出した印象になります。
この状態で半径249mmの曲線線路に載せてみると・・・
急曲線なのにあまり連結面間隔が詰まっていないのが判ります。
そこで、動力車側はそのままに、トレーラー車側を「中」に交換してみると・・・
ほぼ均等な出っ張りぐあいで、連結面間隔もさらに短くなりました。
この状態を再び同じ線路に載せてみると・・・
今度は車体同士がギリギリまで接近し、条件によっては接触してしまうものと思われます。車体同士の接触は脱線の原因になるばかりか、大切な車両にキズも付きかねません。
じゃあ、何か改善方法はないのか?といいますと、こんなテがあります。
動力車側の「ナックルカプラー」を「中」に替えてみました。
直線状態での画像は撮り忘れてしまったのですが、曲線でもほど良い間隔が保たれ、効果もわかり易い結果になります。
このように、元のカプラー長さに囚われず臨機応変に組み合わせたほうが、狙った結果を出せるかと思います。
走らせずにもっぱらディスプレイ用というのなら、また違った選択肢があるのは言うまでもありません。
いろいろ試してみれば、様々な用途にあった使い方が見つかるとともに、新たな発見もあるかも知れません(意味深)。
たくさんのお問い合わせをいただいております「ナックルカプラー」、4月の発売を予定しております。
おそらくGW前あたりの発売が見込まれますが、この類の製品は短期間に売れてしまうことも珍しくありません。
是非ともご予約されるなどして、発売を楽しみにお待ちください。
<8051 ナックルカプラー(長・黒/20個入り)>・・・本体価格¥1,000
<8052 ナックルカプラー(長・グレー/20個入り)>・・・¥1,000
<8053 ナックルカプラー(中・黒/20個入り)>・・・¥1,000
<8054 ナックルカプラー(中・グレー/20個入り)>・・・¥1,000
<8055 ナックルカプラー(短・黒/20個入り)>・・・¥1,000
<8056 ナックルカプラー(短・グレー/20個入り)>・・・¥1,000