こんにちは。本社の豊田です。
昨日試作品をお目にかけましたが、車両に取り付けてみました。
カメラと腕がショボイので分かり辛いですが、手前がナックルカプラー、奥がアーノルトカプラーによる連結状態です。
ともに「長」カプラーですが、ナックルカプラーによる連結面間隔は1 mm程度の縮小にとどまっています。
当然、曲線の通過に際しての問題はなく、走行性能に影響はありません。
連結状態でも若干の遊びがありますので、スプリングによるカプラーの首振りと併せて、じゅうぶんな線路追従性があります。
「急カーブは走らせないのでもっと連結面間隔を縮めたい」という向きには、一方のナックルカプラーを1サイズ短いものに換えるのをおススメします。
上の画像では左が中・右が長を装着しています。
実用上問題ないレベルでの連結面間隔の縮小が可能で、連結方向を判別する目安にもなります。
動力車のカプラーポケットはトレーラー車のものに比してやや長いため、製品状態では多くの場合「短」アーノルトカプラーが採用されていますが、20ｍ車ではナックルカプラーは「中」を使用して、編成中の連結面間隔を均一にすることも可能です。
さらに縮小するには双方のナックルカプラーを1サイズ短いものに交換しますが、こうなるとディスプレイ専用ともいうべき連結面間隔(約3ｍｍ)にまで縮小され、曲線通過時に車体同士が接触するのは避けられないと思います。
今回はグリーンマックス製車両完成品への取り付け例をご紹介しましたが、次回以降また他の用途もご紹介したいと思います。
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