毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
◆12/27~1/4までグリーンマックスは冬季休業期間ですが、ブログの更新は継続いたします。
今回は塗装~完成までいっちゃいます。
前回はこちら。
▲湘南色の塗り分けを行います。
この緑2号は裾半分のほか、雨どいにも塗る必要があります。分けて塗るのも大変なのでいっぺんに塗れるようにマスキングします。
荷物ドアの窪みに塗装が吹き込まないように、窪んだ所にもマスキングを個別にしていたほうがいいでしょう。
▲この作例ではヘッドライトリムを別パーツにしなかったので、塗装の段階でちょっと苦労を強いられました。
ちょうど塗り分けのラインギリギリのところにマスキングをしなくてはならないので、水平にするのが難しいのです。マスキングゾルを活用しながら何とか水平にマスクできたら塗装をします。(・・・て、もう塗装が終わった画像ですね)
・・・まさかのマスキングミス!筆でリカバーしましたが、正直こういうのはへこみます。
▲さて、ここでちょっと電飾の話。
ライトを点灯化させるということで完成品シリーズに用いられる汎用床板を使っていると書きました。
つまりはGM製のライトユニットを仕込むわけですが、適合するライトユニットがあるんですよ。それは・・・
▲クモヤ145のライトユニットです。
ライトの配置がクモヤ145のほかクモハ123にも適合します。いわゆる新性能の事業用車両にはほぼ適合します。ライトプリズム間の「あそび」があるので誤差の調整は可能です。
もちろん一般流通品ではありません。グリーンマックス・ザ・ストアで扱っている補修パーツです。在庫に関しては流動的なので、ご用命の際は必ず在庫確認をお願いします。
▲かなりドンピシャで収まります。ライトユニットの支持はライトレンズに頼る形になります。屋根板に干渉することなく無加工で取り付けできます。
▲ガラスも取り付けました。
塩ビガラスで、保護棒つきのものが大半になります。
▲郵便マークはクモユニ82に付属していたものをはめ込みサイズに切り出して裏側に両面テープを貼ってガラスに取り付けています。
▲トイレの明り取り窓はプラ板をはめ込んで表現。
実車のクモユ141と異なるポイント、側面の一段降下窓ですが、そもそもが「タイプ」として割り切って工作しているので色指しもしませんでした。
▲内部はこんな感じ。各窓はいずれも両面テープで支持しています。
▲デフロスタを装着!(前面窓の裏の四角い枠のこと。曇り止め装置のこと。)
▲車番はGMのインレタ(No.6303)に収録されているものを使用。番号は6番車にしました。
なお、クモユ141の当時の配置は次の通り。
1~5 新ナカ(長岡)
6~10 長ナノ(長野)
※10両のみ製造で、国鉄ではなく郵政省の所有車両。
さて、所属表記に関してはGMからは発売しているものがありません。前回レボリューションファクトリーのインレタをチラッと見せましたが、169系用のものを代用。6番車なので「長ナノ」を選択しました。
▲ついでに検査表記もそこから捻出しました。なんと言っても狭いところに貼るので一苦労です。
とにかく極限まで細かく切り出し、セロテープで拾って爪楊枝で転写・・・1回だけしくじりましたが、何とか綺麗に仕上がりました。
ここまでくると相方にクモニ83でも連結させたいですね♪
・・・実はもう着手してたりするンですが。
工作の参考にはなったでしょうか?工作ってのは我流なカ所が多すぎるので、一概に作例どおりに作るというのは難しいと思いますが、アタシはこんな感じで作ってます、といった見本になれば。
デハ!良いお年を!