【再挑戦】クモユ141を作る!②

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

◆12/27~1/4までグリーンマックスは冬季休業期間ですが、ブログの更新は継続いたします。

前回に続いて工作を進めます。今回は屋上配管~塗装までいっちゃいます。
前回はこちらから。


▲屋上配管を始めます。
配管植え込みまでやってらっしゃる方ならアタシの技術なんざ参考にもならないかもしれませんが・・・


▲早速ですが既に必要なものを取り付けてしまいました。
まず、クーラーはGM製のAU12ではなく・・・手持ちで余っていたKATO製のAU12を使用しました。どちらでも好みのものをお使いください。
ベンチレーターは傾斜角のあるTOMIXのPB-102を使います。
パンタグラフはGM製のPS16N。


▲それぞれの配置は実車資料から割り出しました。(すいません、参考値は記録してなかったです・・・)


▲配管に関しては、このうちのTAVASA製PN-1438「クモユ141手すり・配管セット」を使用。
手すりや配管のほか、避雷器台座やフロントステップまで収録されているので便利です。

それと重要なパーツとしてTAVASAのホイッスルカバー(大)、郵便車用の換気ダクト、BONA製のデフロスタが必要です。
結構もの要りですなぁ・・・

レボリューションファクトリーのインレタについては後ほど。


▲配管の一部は真鍮線で自作していますが、クモユ141は配管が結構あっさりしていて、なおかつ片パンタ車なので配管入門向けといった感じかもしれませんね。問題なのは資料が乏しいこと・・・
昔の電車は今ほどディテール写真がないのが難点です。書籍もはっきりと写ったものがあるんだかないんだか、いくら探しても出てこないことがあります。配管の再現は今回あるところで妥協していることも先の述べておきます。(ここは悔しいけど)


▲母線は真鍮線で自作しました。(画像の左下)
空気作用管(パンタの右下から伸びた2重の線)はTAVASAのパーツを使用。ただしどうも実車と構造が違うようです・・・
参考までに。

さて、お次は下回りの構成です。


▲完成品モデルの標準床板パーツを使用しました。というのは集電方式に適しているからです。
そう、前述の通りヘッドライトは点灯させたいための処置です。
床板はEVOシリーズの床下セット(No.7503)か、グリーンマックス・ザ・ストアで分売しているものを調達します。

コレを装着するにはボディ側にも細工をしなくてはなりません。ボディとの取り付け方法は、完成品シリーズのガラスのツメをボディの裏側に接着してしまうダイレクトマウント方式です。ツメの調達はジャンク品かあるいはそれ専用にバルクから調達します。


▲台車はDT21の集電対応を用意。こちらも一般流通品ではないのでグリーンマックス・ザ・ストアで購入します。


▲クモユ141は全車がスノープロー標準装備のため、No.62スノープローも必要。
でも、これはこのまま使えません。実車はスノープローの高さ方向がちょっと低いのです。
なので、底辺をおよそ1mmカットします。


▲取り付け方法はこんな感じ。カプラーポケットを一部残しつつ、ほぼ切削しておき、瞬間接着剤で固定します。
瞬着を使用するのは材質がセメント系の接着剤に対応していないため。
なお、カプラーポケットが大胆に削られているのはTNカプラーに干渉しないようにするための処置です。


▲側面から見て、クリアランスが確保されていることを確認。
車輪は黒染めを奢りました!コレで見栄えは数%UP。

次は床下機器。


▲準備どころか既に塗装までされていますが・・・
床下機器はNo.3を使ったのではさすがに印象が違いすぎますので、最も近い機器類を用意し並べ替えを行います。
抵抗器はM103を加工、ブレーキハンドルはクハ103のもの、空気元ダメはクモヤ145から、蓄電池はパーツから切削してRをつけて・・・と、1つずつレシピを出すとちょっと大変なんで、画像を参考にしてみてください。


▲塗装の最初の段階です。だいぶクモユ141らしくなったんじゃないでしょか?!
GM鉄道カラーの黄かん色でベースを塗装。
あ、説明を忘れていましたが、非パンタ側のエンドにはジャンパ栓受けと銘板があります。
ジャンパ栓受けはTOMIXのPZ-106から調達、銘板はなんと自作。余っていたエコノミーキット113系の妻面にあったものを切り出して接着し、極力薄くなるまで削って再現しました。

次回は仕上げに向けて工作を進めます。

デハ!

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