毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
渋谷っていうと、ハチ公やモヤイ像などを待ち合わせ場所に選ぶ人は多いことでしょう。
「青ガエル前に集合!」って唱える人は少数派でしょうか?…そうでもないか。
それはさておき、そんな「青ガエル」こと東急5000系のキット(品番:309)が再生産なんです。
▲3000系(左のNo.303)も一緒に再生産です。
かなり頻繁に再生産している製品ですが、特に仕様変更もなく、ロングセラーである貫禄を見せ付けています。
▲東急の電車はかなり昔から先鋭的なデザインを積極的に取り入れています。
実車は昭和29年製造の古参で、この2014年現在も熊本電気鉄道では現役で走っている車両です。
その愛嬌あるスタイルで実に半世紀以上も親しまれています。
▲渋谷駅前広場にカットモデルになった5000系があるわけですが、その昔は東横線の通勤電車として活躍しました。東急では晩年は目蒲線(今の目黒線)や大井町線でも運用されていました。
▲前サボが付いているっていうのは、アタシの印象ではあまりなじめないのですが、コレが付いているがために京王のグリーン車「2000系」にも見えなくないような・・・
▲これは復刻した表記ですが、「㌧」の文字が「瓲」と表記されているところに趣を感じます。
▲なんと運転席にはマスコン/ブレーキハンドルまで!
もっとも現役時代運転席のコンソールが白だったとは思えませんが・・・
さて、話は模型のほうに戻して・・・
▲製品は先頭車用の側面が収録されているのみですので、中間車にするには付属部品の切り接ぎが必要です。
本製品はもちろん動力化できます。品番:5607(TS301・黒 18m級)が対応していますが、ボディの裾が絞られている都合でそのままでは動力ユニットを組み込めません。そのためボディ裾の幅を1mmずつ削ることで対応させます。
特殊な形状の車両ですから、こういったイレギュラーな工作部分があったりもします。
▲完成させるとこんな感じ。
渋谷駅前のカットモデルのように「静態保存」の姿にしてもいいかもしれません。
▲更にはこんなお面まで。
5200系は側面が存在しないので、再現しようとするには・・・それはもう相当な腕自慢じゃないと厳しいのかな?社内の凄腕スタッフに訊いてみたんですが、
「ンなもん、プラ板で作るんだよ!」
だって。
もし5200系を作った人がいたら是非自慢してください!
さて、再生産時期ですが、年明けに出荷を見込んでいます。
デハ!