出荷担当の関根です。
今回が電車庫の作例 最終回 完成までのご紹介です。
ここまでの製作過程がご覧いただけます。
本体側壁を全てゴム系接着剤で貼り付けた後
本体下面に接着剤を塗り土台に固定します。
複線間の土台は本体と直接接着できません。
その為、入り口扉を土台に貼り、
入り口ひさし裏の小パーツを取り付けた後、
ひさし裏と入り口扉を貼りました。
レイアウトやベースに固定していないので
今回の作例紹介写真用にゴム系接着剤で仮固定です。
ゴム系接着剤の良いところは
接着して時間が経った後からでもパーツを壊さずに取り外して位置が
変えられます。
ベースに土台を固定した後であれば、
扉を接着材を使わずに挟み込むことで
扉は開閉可能となります。
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フレキシブルレールに対応した土台です。
レール下辺からレール上面までの高さは約3.5mm
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↑ TOMIXレールとの組み合わせ例です。
レール下辺からレール上面までの高さは約6mm
複線間隔の調整と 約2.5mmの土台かさ上げ加工で
使用できます。
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↑ KATO ユニトラックレールとの組み合わせ
レール下辺からレール上面までの高さは約7mm
複線間隔の調整と 約3.5mmの土台かさ上げ加工
道床付レールと組み合わせる際は土台の高さを工夫してください。
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GMストラクチャーキット組み立て説明書には
付属ステッカーの貼り付け位置の指示はありません。
ユーザー自身で自由にご使用下さい。
はさみでも切り出しは可能ですが四角に切る場合は
ステンレス定規とデザインナイフがお勧めです。
直線を決める目安として
なるべく長い距離で位置を決めると正しく四角形に切り抜けます。
切り抜いたステッカーを カッターの先端で
すくい上げて 任意の場所へ貼りました。
指で押さえ、圧着させます。
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雨どいを取り付けます。
軒ドイにはのりしろがありますので
接続部分にゴム系接着剤を適量塗り、
屋根の裏側に実物の雨どいをイメージしながら貼り付けました。
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縦ドイは 屋根を仮組みしておき
集水器が軒ドイに接続する高さに合わせ
接続面にゴム系接着剤を塗った状態で
ピンセットを使って取り付けます。
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車庫内で脱線した場合に備えて
屋根と本体は接着しない場合は
軒ドイと 集水器も接着しません。
集水器が 全周が接続できている事を確認しながら組み合わせています。
これで今回の作例は完成としました。
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1セットに含まれる 複線用車庫としての完成例です。
4線以上並列に並べての製作も可能です。
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フレキシブルレールに対応した製品で、レイアウトに組み込んで楽しむ製品ですが、
お座敷運転用には車庫内の通路を取り付けずに使用することも可能です。
商品名は「電車庫」ですが、
未塗装組立てプラモデルキットの利点で、
大型車両工場や鉄道施設以外の工場、倉庫等
素材として自由に活用下さい。
No,2123 電車庫 1800円(本体価格) 未塗装組立キット
組立例のご紹介でした。
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旧カタログ挿絵より
完成例・使用例です。
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1980年版 グリーンマックスNゲージカタログより
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電車庫の近辺にもありそうな 変圧柱の作例紹介に続きます。
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