集合住宅の作例 ⑨  組立 完成まで

出荷担当の関根です。

前回 小工作編  カーテン・網戸の表現のご紹介でした。

今回は組立完成までのご紹介です。

ここまでで全てのパーツの塗装が済みましたので

組み立てる工程に入りました。

組立説明書を確認し、仮組みしながら進めます。

<階段踊り場を本体側壁に取り付ける>  と  組立説明書にあります。

仮組みして確認しますと、取り付け穴が僅かに小さいようです。

穴の入り口にバリがあることが原因でしたので、

デザインナイフの刃先を使い 処理をした後

再度仮組みし、取り付けの確認をしました。

確認の後、本体壁の貼り合わせの際 破損する可能性がありそうですので

このパーツを外しておきます。

本体壁4面を組み立てます。

仮組みして接着剤が必要な部分を確認し

ゴム系接着剤を使って組み立てて行きます。

接続部分にゴム系接着剤を適量塗って

強く貼り合わせます。

接着剤がはみ出したら、妻楊枝を使ってからめとります。

L字型に組み

2つを貼り合わせ、面が直角になるよう注意しながら箱形にしました。

本体下面に接着剤を塗り

土台に本体を貼り合わせましたら

隙間に注意しながら、強めに圧着させます。

通路側の塀を通路に接着します。

ここも隙間ができないように気を付けました。

階段部分の組み立てです。

踊り場の付いた階段パーツに接着剤を塗り

土台と本体壁に取り付け

2階の通路を接着し

2階から3階への階段を取り付けました。

下から上へ組み立てを行うのが良いと思います。

3階の通路を取り付けました。

階段手すりを仮組みしてみます。

土台との接続部分に抜きテーパーがあり、このままでは隙間ができますので

手すり下部の突起を直角にやすりがけしました。

土台との接続部分のみにゴム系接着剤を塗り

各パーツの組み合わせ部分に差し込みました。

階段パーツの接続面に接着剤を塗り、下の階段から取り付け、

続けて上の階段を接着しました。

下から覗くと 上写真の様に組み合わせています。

パーツ番号 6 の手すりを取り付けます。

やすりがけのご紹介中 仮組みをせず やすりがけをした為

僅かに隙間ができてしました。

お詫び・やすりがけのページを修正しました。

正しくは・・・

組立説明書に

<手すり(6)が取り付けづらい場合は凸部の幅を調整してください>とあります。

上写真の様に僅かに凸部を切り取りました。

ほんの少しですがこれで住宅本体に干渉しなくなります。

階段の側壁を仮組みしてみます。

土台との接合部分がきつめですが ぴったり組み合います。

踊り場横の突起が壁穴に隙間なく入ることを確認しました。

接続部分にゴム系接着剤を適量塗り、

貼り合わせました。

踊り場の柵を取り付けて、

階段部分ができました。

ベランダを取り付けて

室内照明を組み込んだイメージです。

本体に屋根との接合部分にゴム系接着剤を塗り

屋根裏にあるガイドの凸モールドに

全周がはまって事を確認しながら組み合わせています。

屋上点検用出入口と排水溝のフタを取り付けて、

ランナーに付けたまま塗装した貯水槽の台を切り離し、

貯水槽ベースを組み合わせて、屋根に固定し、

貯水槽を乗せました。

付属のステッカーを切り出します。

ステンレス定規とデザインナイフを用意して

絵柄に合わせてまっすぐ切れ目を入れます。

この際、ステッカー台紙までは切断せず、ステッカーだけを切り離す為に

力を加減してデザインナイフを使います。

はさみでも切り出しは可能ですが四角に切る場合は

定規とデザインナイフがお勧めです。

直線を決める目安として

なるべく長い距離で位置を決めると正しく四角形に切り抜けます。

直線で切り出した住棟番号をカッターの先端ですくい、

モールドに合わせて貼りました.

GMストラクチャーキット組み立て説明書には

ステッカー貼り付け位置の指示はありません。

ユーザー自身で自由にご使用下さい。

平らな部分へ指で押さえ、圧着させます。

アンテナパーツは壊れたり、なくしたりしやすいので

最後に取り付けました。

ゴム系接着剤を少量塗り、組み合わせて、

アンテナの取り付け位置は自由です。

上写真の位置に取り付けて 全てのパーツが取り付きました。

完成例です。

集合住宅 加工例に続きます。

Comments are closed.