【再生産】保線区車両と工作過程

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

『保線区車両』という商品があります。ストラクチャーキットの中でも1~2位を争う人気の商品でして、今もってカラーバリエーションも豊富なアイテムに成長しました。


▲これは昔、カタログに掲載されていた未塗装キットベースの組み立てサンプルです。


▲今回ご案内するのはこちらの着色済みのキットの再生産です。
色は黄色とオレンジ。ベースカラーで成型されているので、組み立てるだけでも雰囲気を再現できるアイテムです。
もっとも、塗装したものには及びませんが、色が最初からついているというだけでもありがたいものです。


▲ランナーは1枚で1編成分を収録しています。各セット1枚入り。
これは色の比較のため並べたもの。


▲要は昔ながらのプラモデルで、接着剤を使って組み立てるスタイルのものです。
製品はあくまでも線路際のアクセサリー的な置物ですので、自走させることはできませんが、世の中にはモーターを仕込んで走らせてしまうツワモノもいるんですよね。
ニッパーとセメント系接着剤とカッターだけあれば工作の準備はOK。


▲パーツ点数は結構多いので、値段の割りに組応えのあるアイテムです。
出来上がりまでの工作過程を楽しんでいただきたいですね。
え?作るのは苦痛だって?いえいえ、組み立てていく過程が楽しいんじゃないですか。ちょっと加工しちゃおうとか、もっとかっこよく見せるにはどうするかとか、綺麗に仕上げるためにはどうするかとか、少しだけ考えながらチマチマ作るのが醍醐味ってモノです。


▲まあなんていっても20年以上前の古い製品です。バリがあったり若干の歪みがあったりするのですが、ホンの少しこういう部分に手を入れてやると仕上がりに差が出たりするのですが、バリくらいはカッターを使って補正しておきましょう。


▲波に乗ってくるとサクサク組めてしまいます。
モーターカーは一番作り応えのあるところですね。


▲基本的に自走できない置物です。車輪も抵抗が大きすぎて回転しません。
レールの上をスムーズに転がらせたとしても、動力がなければ・・・てことでここは割り切ります。


▲手摺と台車枠を取り付け。らしくなってきました。


▲接着剤は流し込みタイプも活用しています。
目に付かない死角に少量流し込んでがっちり固定します。


▲組み立ての手順は大きな決まりこそないものの、覚えておいて欲しいことがひとつあります。

塩ビガラスはいつ取り付けるか?

屋根まで接着しちゃったらもう組みつけられませんから、よく考えて組みましょう。


▲レール運搬車とテルハ。
パーツ点数はコレでも少ないと思うのですが、少しだけ根気の要る作業。丁寧に組み立てましょう。


▲組み終わるとこんな感じになります。塗らなくても雰囲気は出てますね。
そのための『着色済み』なんですが、カラーリングのオリジナリティやリアル感を演出するなら、是非色を加えてみて欲しいですね。


▲そういえば作りかけが部屋のどこかに仕舞ってあるんですが・・・
連結器を変えてみたり、開放テコなんかを追加してディテールアップしても面白いと思います。

さて、再生産はイエローとオレンジの2色で、予定では11月の上旬には出荷になると思います
どちらも¥400-(本体価格) この低価格が魅力ともっぱらの噂です。
ご自宅にレイアウトがある方はぜひとも線路の傍らに添えていただきたいアクセサリーです。

このほか同じ着色済みでも上の画像のようにホワイトボディにラインカラーが入ったものは赤、青、緑帯入りで各種¥600(本体価格)というのもあります。
未塗装では「保線区車両と詰所」¥1,200-(本体価格)というアイテムもございます。

デハ!

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