出荷担当の関根です。
今回は細部塗装までのご紹介です。
電気量メーター 実物例
製品のモールドに近い形状のメーターは
しばらく実物を探してみましたが、見つけられませんでした。
カバー付き電気メーターで検索すると確認できます。
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ドア横の電気量メーターを塗り分けます。
GMカラーNo,14 灰色9号に、クレオス フラットベースと
塗料の乾燥を遅らせる為にリターダーを添加して
面相筆にて塗りました。
上写真の塗料皿のもう1枚には濃度調整用の
うすめ液です。
ぬり絵と同じ要領で、塗りわけの境目をはみ出しの無いようにまず塗り
後に全体を塗りつぶしました。
塗装が完了した状態です。
本体壁をGMカラーNo,28 アイボリーB(西武車両他用)で
塗装した棟にも灰色9号で同様に行いました。
左・塗装前 右・塗装後
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実物例 照明器具
蛍光灯にカバーが対いている形のモールドが
製品にもありますので
ここもGMカラーNo,14 灰色9号を使って塗り分けました。
新品の表現にはGMカラーNo,37 白3号も使えます。
階段両脇にある壁面の突起を塗装しています。
3パターン共
左・塗装前 右・塗装後
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電気量メーターに少しだけ手を加えてみます。
塗装するには難しそうなので
付属のステッカーと黒の油性ペンを準備しました。
ステッカーの余白を黒く塗って
定規を当て、良く切れるデザインナイフにて
電気量メーターの窓穴を表現する大きさにカットし
ナイフの刃先ですくい、任意の場所に置いて指で押さえました。
1・貼り付け前
2・貼り付け後 電気量メーターらしさが増しました。
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同じ要領でステッカーの白い余白を切り出し、
ドアに表札を表現してみました。
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GMカラーNo,8 銀色にて
ドアノブに妻楊枝を使って銀色を乗せました。
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GMカラーNo,21 とカラス口を準備して配管を塗り分けます。
過去記事 カラス口 カラス口の使い方解説があります。
塗料は薄めずに原液のままです。
くちばしの開き具合を決めるには、
塗料を入れる前に凸モールドにあわせて
そのモールドより ほんの少しだけ狭く調整します。
カラス口の幅と塗料濃度の確認の為不要なランナーに試し書きし
大丈夫と判断したら本番とします。
凸部に沿って慎重にカラス口を引きます。
モールドが凸部を塗る場合にたいへん有効な道具です。
くちばしでくわえ、一定速度で凸部から脱線しないように慎重に引きます。
1・雨どい塗装前
2・塗装後
実物を観察してみると壁と同色で塗られている場合も多くあります。
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同様の方法で屋根の配管と
側面の配線を塗装してみました。
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実物例 配電盤
GMカラーNo,14 灰色9号で
外壁の配電盤を塗り分けます。
1・配電盤 塗装前
2・塗装後
実物を観察してみると ここも壁と同色で塗られている場合もあるようです。
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これでひとまず細部塗装が済みました。
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